カレンダーの制作代表を10年務めるアトキンソン加奈さんに聞きました。
今回で10回目となった「東日本大震災復興支援チャリティーカレンダー」。メルボルン在住のアトキンソン加奈さんが10年間にわたって制作代表を務めています。
仕事を持ち、4人の子どもの母親でもあるアトキンソンさん。毎年、ボランティアのアーティスト13人との膨大なやり取りから、注文を受けたカレンダーの発送まで、一手に引き受けています。
COVID-19の影響もあり、制作したカレンダーを残さず販売できるか不安もありました。しかしふたを開けてみると、用意した300部がすでに完売したそうです。
カレンダーの販売で得た収益はこれまで、被災地の中学生をメルボルンに招く「日豪ジュニアプロジェクト」に寄付されてきました。今年は、子どもの学習支援などを行う日本のNPO法人カタリバが運営する、宮城県女川町の「女川向学館」に寄付されます。