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どのような最期を迎えるかともに考える 緩和ケア獣医・小川華子さん

Emergency and Critical Care Veterinarian, Dr Hanako Ogawa Source: Hanako Ogawa

動物の最期を看取ることは捉え方によっては決して辛いことではないと語る獣医の小川さん。オーナーの思いを第一に、どのような最期を迎えたいか、ともに考えます。

シドニーのノース・ショアで獣医として活動する小川華子さんは、子供の頃から描いていた「海外に行く」という夢を実現するため2005年に来豪。

日本でも獣医として活動していた小川さんは現在、救急と緩和ケアを主に担当しています。

Japanese Vet Hana Ogawa
Hana Ogawa

ときには安楽死の選択を伝えるなど、辛い現場となることもありますが、心の準備ができる上、「支え方によっては有意義な時間になる」と考えています。

「一概に辛い現場ではないと思います」

動物の痛みや苦しみを最小限に抑えることはもちろんのこと、オーナーの思いを第一に、どのような最期を迎えたいか、ともに考えることを心がけているという小川さん。

オーストラリアでは、日本と比べると自然死よりも安楽死を選ぶ人が多く、はじめは戸惑いを感じたそうですが、今では飼い主、獣医師としてできる、「一番優しい決断行為(もちろん事情によりますが)」であると捉えられています。

「最期が自然死であろうと安楽死であろうと、大切な最期の時をできるだけ長く、心地よく、ハッピーに思い出たくさんであってほしいという私の願いは変わりません」

Japanese Vet Hana Ogawa
Hanako Ogawa

またオーストラリアの獣医費は日本と比べると約10倍であるため、ペットを飼う上で重要なのが万が一のときに備えた「経済的バップアップ」だと語ります。治療費を払えないため、愛するペットを助けることができない、「悲しい安楽死のケース」も少なくないようです。

パンデミックにより、ペットの需要が高まったと同時に、ペットの病気や事故も増えたという小川さん。また長引いた国境の閉鎖により、海外からの獣医師や動物看護師の供給が途絶え、獣医業界は今人手不足が深刻化していると言います。

そんな多忙を極める獣医業界に余計な負担をかけないため、クリスマスや年末を迎えるこれからの季節は、特に注意を払うよう呼びかけています。

Careful with Christmas decoration and pets
Tinsel can be extremely dangerous for pets when swallowed  
Getty Images/NickyLloyd

猫、特に子猫の場合、クリスマスの飾りであるティンセルを飲み込んでしまい、腸閉塞を起こしたり、犬の場合はチョコレートやバーベキューの肉を串ごと食べてしまうなどといった事故が多発するようで、これらは飼い主がちょっと気をつけるだけで避けることができる事故でもあります。

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