オーストラリアや世界のニュースを短く、ゆっくりの速さでお届けします。
以下、ニュースのスクリプトです。
カタール(かたーる)の首都(しゅと)ドーハ(どーは)の国際(こくさい)空港(くうこう)で今月(こんげつ)、生後(せいご)間(ま)もない女の子(おんなのこ)の赤ちゃん(あかちゃん)が置き去り(おきざり)にされ、母親(ははおや)を探す(さがす)ためにオーストラリア人(おーすとらりあじん)の女性客(じょせいきゃく)に対して(たいして)身体(しんたい)検査(けんさ)が強要(きょうよう)された問題(もんだい)で、カタール(かたーる)のメディア(めでぃあ)がこのほど、赤ちゃん(あかちゃん)を保護(ほご)する当局者(とうきょくしゃ)の動画(どうが)を放送(ほうそう)しました。
赤ちゃん(あかちゃん)が置き去り(おきざり)にされたことを受けて(うけて)カタール(かたーる)当局(とうきょく)は、複数(ふくすう)の国際(こくさい)線(せん)についてその多く(おおく)の女性客(じょせいきゃく)に対し(たいし)、出産(しゅっさん)の有無(うむ)を確かめる(たしかめる)身体(しんたい)検査(けんさ)を強要(きょうよう)しました。
その中(なか)にはオーストラリア人(おーすとらりあじん)女性(じょせい)13(じゅうさん)人(にん)が含まれて(ふくまれて)います。
連邦政府(れんぽうせいふ)のスコット(すこっと)・モリソン(もりそん)首相(しゅしょう)は、このような身体(しんたい)検査(けんさ)は容認(ようにん)できず、恐ろしい(おそろしい)ことだと述べて(のべて)います。
しかし、最大(さいだい)野党(やとう)・労働党(ろうどうとう)のペニー(ぺにー)・ウォン(うぉん)上院(じょういん)議員(ぎいん)は、連邦(れんぽう)政府(せいふ)の対応(たいおう)がおそすぎるとして批判(ひはん)しています。