The Voice Generationに出演している13歳のジェシカ・ラファンさん、そして彼女のNo.1サポーターである日本人のお母様、シェリー・ラファンさんにお話を聞きました。
オランダでの放送を皮切りに、世界各国で開催されている歌のオーディション番組、『The Voice』。オーストラリアでは2012年から放送が開始され、現在はセブンネットワークで、無名のアーティストを発掘しています。
そのスピンオフ企画として1月31日から3日間限定で放送されている『The Voice Generation』に出演しているのが、日本人の母とイギリス系の父を持つ13歳のジェシカ(ジェス)・ラファンさんです。
3歳の頃から歌が大好きだったというジェスさんは、これまで数多くのプロダクションに出演してきましたが、テレビの舞台に立つのは今回が初めて。
The Voice Generationは、家族や友人、教師、生徒など、あらゆる世代、あらゆる関係を持つ人々が、ペア、またはグループとしてオーディションを受けるもので、ジェスさんは、彼女の歌のコーチであるケルシーさんとペアで番組に出演しています。
コロナパンデミック以前は月2回のペースで、娘とミュージカルを鑑賞していたという母親のシェリーさん。そのジャンルもクラシックからコンテンポラリーまで幅広く、ジェスさんは幼い頃からミュージカルの世界に魅了されていったと言います。
「音楽を通して、ストーリーの一部になれること、歌には国境がないこと」に惹かれたと振り返るジェスさん。
日本でライオンキングを鑑賞した際には、たとえ日本語を理解できなくても、演技や歌、表現を通じてその内容を理解することができると、音楽の魅力や可能性に改めて気づいたと話します。
The Voiceのオーディションを受けることは、夢を明確に表した「ドリームボード」に記されていたと話すジェスさん。
ドリームボードは、母親のシェリーさんから教わったもの。
「目標がなければ達成できない」と話すシェリーさんは、毎年必ずドリームボードを作成し、自身の目標や家族としてのゴールを描くと言います。
しかし、全国テレビに出て注目を浴びることについては、不安はあるというシェリーさん。ジェスさんのインスタグラム・アカウントにおいても、プロフェッショナルツールとしての使用は許可するものの、家族や学校、友達のことを掲載するようなプライベートでの使用は制限していると話します。
娘の夢を叶えるため、全力でジェスさんを支えるシェリーさん。ふたりの仲の良さは、下記音声インタビューから感じ取ることができるのではないでしょうか?
The Voice Generationは、明日2月2日、最終回となります。詳しくはこちらから。
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