31日火曜日、オーストラリアでは、ビクトリア州の20人、ニューサウスウェールズ州の19人、クイーンズランド州の11人を含む、少なくとも52人のCOVID-19による死亡が報告されました。また西オーストラリア州は、過去に起きた4件の死亡ケースを正式に報告しました。
オーストラリア全土では、前日と比較して、COVID-19の新規感染者および入院者数が増加しています。
主要な疫学モデルによると、6月上旬にもCOVIDの新たな波が来ることが予測されています。AFRのレポートでは、オミクロン派生型BA.2による感染は国内で安定している一方で、BA.4とBA.5の新たな派生型が感染を増加させる見込みです。
ビクトリア州では、過去1週間で感染者が30％以上増加したことを受け、無料でインフルエンザワクチンを提供することを発表しました。無料の予防接種は、6月1日から30日の間に3,000のGPとコミュニティーの薬局で受けることが可能です。
ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、クイーンズランド州ではすでに住民に対して無料のインフルエンザワクチンが発表されています。
南オーストラリア州で、髄膜炎菌感染症の症例が報告されました。現在13歳の少年が入院しており、濃厚接触者とされる8人が抗生物質の投与を指示されています。
この細菌性疾患は死に至る場合もあり、また脳や脊髄、血流感染症を引き起こす可能性もあります。
約2年間に渡り国境を閉鎖していた日本は、6月10日より、98カ国からの観光客の受け入れを開始します。ただし、現在観光客が来日できるのはツアー客の一部となっています。
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