今年ロシアでのワールド・カップでは、まだゴールを決める余力がある様子でしたが。32歳になる本田選手の目には別のゴールがあるようです。
8月にはハリウッドのビッグ・スター、ウィル・スミスと組んでカリフォルニアでベンチャーファンドを設立しました。そして、現在すでに140人の従業員がいるということです。
その同じ8月にはまた、カンボジアのナショナル・チームのジェネラル・マネージャーにもなりました。
しかし、年俸制限を受けない「マーキープレーヤー」としてメルボルンでアレサンドロ・デル・ピエロ以来の大型契約を結んだ本田選手はメルボルン・ヴィクトリーのチームに溶け込むことに集中しています。
そして、本田選手はオーストラリアのスポーツは元来とっても激しく攻撃的なものだということに気が付いた様です。
「僕が住んでいるところにはラグビーもAFLもありません。それは良いことで、だって、テレビで見ると、選手がとっても激しくぶつかり合っているんですから。」と本田選手は述べました。
「その精神は理解します。とても強い精神です。サッカーの場合は、普通あんな風じゃないです。すぐ倒れてしまいます。」
「世界的に偉大と言われている選手でも、フィールドで泣いちゃう選手もいます。オーストラリア人はそういったのは好きじゃないんだと思います。それはいいことで、僕も強い精神が好きです。」
元ACミランのスターでもある本田選手は、ここ12年間アジアサッカー連盟に所属しているオーストラリアサッカー連盟で唯一、アジア系選手であるという事実に驚いてはいません
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに小野伸二がいて以来、日本人選手の存在はオーストラリア・スポーツファンの期待を集めるものです。
「リーグ内で唯一の日本人という環境には慣れています。」と本田選手は語りました。土曜日にはライバル・メルボルン・シティ-と対戦します。
本田選手が加わってから練習で変わったこととしては、デーモンズとメルボルン・ストームも練習する共同練習場所が出来たことです。
「変なのは、老人達が毎日僕らの練習を見ることが出来ることです。」と本田選手は言いました。
「戦略的なトレーニングをするときに、ビデオに撮られたりっていうこと考えられます?どこが秘密になるんでしょうか?
イタリアでは、一緒に仕事をした全マネージャーが戦略を立てる日に誰かに練習を見られるということを本当に嫌っていました。」
「チームのスタッフがただ練習を見ているだけでも、マネージャーは出で行けって言う時もあります。」
「ですから、ここでは誰でも歓迎してて、こんな経験をするのも好きですね。」
本田選手はそう語りました。
記者会見の様子を写したビデオで、本田選手は、
「2-3か月に練習してきました。こんなに準備をしたことはありません。いい経験です。でも、やっとメルボルン・シティーと土曜日に対戦出来、わくわくしています。シーズンに初めに沢山の人が来ると思います。ちょっといままでと違うのは、ビジネスの面もあり、本当に沢山の人達が試合を見に来ると思うので、満席になるでしょうし。試合自体も難しいでしょうし、デリケートなものでもあります。経験を積んだ選手達もやりにくいと思います。精神面での準備が本当に大切です。」と語っています。
今日のメルボルン・ビクトリー対メルボルン・シティー、試合はもう始まっています。
