⽇豪準硬式野球交流10年目を記念し、11月25日、シドニーブルーソックスのスタジアムで『早慶戦』が、オーストラリア野球連盟共催のもと開催されます。
『早慶戦』とは早稲田大学と慶應義塾大学の間で繰り広げられる、120年の歴史を誇る伝統の一戦で、野球ファンのみならず、日本中が注目する試合です。
シドニーでの開催は今回が初めて。
またいずれのチームも25日の試合を前に、22日から23日にかけてアデレードで、同じく遠征中の法制大学と、プロ野球チームのアデレードジャイアンツとともに、Junko Baseballリーグを開催しています。
シドニーの早慶戦を主催するベイスボールNSWのマーク・マリノCEOは、この伝統的な試合をシドニーで開催できることは、「熱狂的な野球ファンである日本人コミュニティと繋がることができるチャンス」とSBS日本語放送に話します。
「日本人コミュニティの多くは、オーストラリアはおろか、シドニーでも高いレベルで野球が行われていることを知りません」
「(早稲田と慶應義塾大学の)伝統的なライバル関係は、スポーツ文化が根強いオーストラリアの人々が共感できるものでしょう」
野球を通じた日豪の交流は、過去数十年、あらゆるレベルで著しく深まっていると話すマリノCEO。
交流10周年を迎える準硬式野球のみならず、オーストラリア・ベースボール・リーグ(ABL)の長年にわたる日本プロ野球との関係、さらにはアマチュア、州や県での交流など、その絆は深まるばかりだと言います。
「日本の野球との関係が深まることで、私たちはより高いレベルの野球を経験し、競い合い、見る機会を得ることができました。今年東京で開催されたWBCでのオーストラリア代表の成功を見てもわかります」
日豪における野球交流は、野球を熱心にする未来の選手たちにも大きな影響を与えています。
早慶戦でバットボーイを務める、NSWメトロU16 所属のスング(宮本)貴己君は、今回の大役について「大きな意味がある」と語ります。
「野球というゲームを理解する上で大いに役立つだけでなく、日本の野球とオーストラリアの野球スタイルの違いを知り、そして僕のバッティングフォームとピッチングフォームを向上させると思います」

「僕は日本人のバックグランドを持っているので、彼らの野球に対する考え方を理解することができます。ですからこれは僕の野球に対する知識を広げ、より強く成長させてくれると思います」、と期待を語りました。
シドニー『早慶戦』は11月25日午後5時半から、ブラックタウン・インターナショナル・スポーツパークで開催されます。観戦チケットはレジスターすることで無料となります。
また試合にはシドニーを拠点に活動するチアグループ、さくらキッズも応援に駆けつけます。
