英語の勉強を始めて一年たつという6歳のアイユン・カーンさん。実は、英語の他にも、ウルドゥー語とパシュトゥー語を学んでいます。カーンさんは、お父さんと買い物に行くときスーパーマーケットで食品表示を読むことができる上、学校の友達とも会話ができるという理由から、英語の勉強が楽しいと話しています。
カーンさん「英語を学ぶ理由は、学校で友達と会話することができるからです。」
彼の他にも4名の優勝者がいます。今年で3年目となるコンテスト。年齢制限を設けず、それぞれの参加者から外国語学習が開く無限の可能性について思うこととそれに関連する画像を全国から募集しました。
SBSオーディオ・ランゲージコンテンツ部門部長のマンディ・ウィックス氏「すべての州とテリトリーから多くのエントリーがありました。個人のエントリー、さらには学校のクラスからまとまったエントリーもありました。4000件近くあったことに感激しています。これだけ多くの人々が外国語を学んでいるということが明らかになりました。」
授賞式には、ダン・ティーウン教育相も参加。大臣自身も中央アメリカ駐在のころ、スペイン語を学習した経験があり、それによって新たなチャンスを切り開くことができたと話しています。
ティーウン教育相「我々はアジア地域に住んでいます。近隣諸国の様々な文化を理解する必要があります。さらに、特に経済面において協力関係を築いていくことは、最も重要だと思います。」
2016年の統計によりますと、オーストラリアのYear12(日本では高校3年生にあたる学年)のうち、全体の11パーセントに及ぶ生徒が外国語を勉強しています。
そんな中、ANUオーストラリア国立大学は、オンライン上で、アジア太平洋地域の言語を学習できるシステムを構築するために、今後5年間で1160万ドルを投資することを発表しました。
ANUのアジア太平洋学部副学長ニコラス・ファレリー博士「オーストラリアの他の大学は、様々な外国語のコースを提供することに悪戦苦闘しています。今回の投資は、我々の大学がより多くの言語コースを提供するために決定したことです。」
一方で、11歳のハーニープ・カウアさんによると、外国語習得の理由は、将来のキャリアや就職を見据えているからではないそうです。彼女にとってパンジャーブ語を勉強することは、インドにいる家族や文化とのつながりを強くするからだと話しています。
カウアさん「去年インドに行ったんです。その時パンジャーブ語を話したり書いたりして、親戚や現地の人たちとコミュニケーションをとることができました。文化を守るためにも、そして後世に繋げていくためにもパンジャーブ語を学習するメリットは大きいと思います。」
