オーストラリアは義務投票制を採用しており、市民権を持つ18歳以上の人は選挙で票を投じる義務があります。投票しなかった場合、正当な理由がなければ、20オーストラリアドルの罰金が科せられます。
バックパッキングや留学、駐在などでオーストラリアにある程度の期間いない場合、以下の3つのオプションがあります。また、どの場合でも、投票するには、選挙人登録をしていることが前提です。
来月18日の連邦議会選挙で投票するには、4月18日(木)午後8時までに選挙人登録を行う必要があります。
■オプション1 オーストラリアの在外公館で投票
オーストラリア国外では約90カ所に投票所が設置される予定です。場所は変更されることがあるので、投票前に滞在先の在外公館に問い合わせると確実です。
東京にあるオーストラリア大使館では期日前投票もできます。
■オプション2 海外からの郵便投票
投票用紙の送付先となる住所が必要になるため、バックパッカーの人には向かないオプションです。
郵便投票をするにはまずオーストラリア選挙委員会(AEC)に申し込みを行います。選挙区の立候補者が確定し、投票用紙が完成した時点でAECが投票用紙の郵送を開始します。
記入した投票用紙の返送は5月18日またはそれ以前に行います。AECが郵送された投票用紙を受け付けるのは、選挙後13日間に限定されています。そのため、場所によっては早めに返送しなければならない場合もあります。
■オプション3 投票しない
オプション1と2両方ともできないという人は、海外にいることをAECに通知し、投票しないという選択肢もあります。その場合、指定の用紙に記入し、郵送またはスキャンしてAECのウェブサイトから提出します。
海外にいることをAECに通知せず投票しなかった場合、罰金の対象となります。しかし、理由を説明する別の機会が与えられ、認められれば罰金は取り消されます。
■海外長期滞在者は
オーストラリア国外に長期滞在している人で、滞在期間が6年未満の人は、海外選挙人として登録でき、選挙人名簿に名前を残したまま投票することができます。
また滞在期間が6年以上の人で投票を希望する人は、AECのDivisional Returning Officer (info@aec.gov.au)宛てに投票を希望する旨を通知すれば、1年間を期限に海外選挙人として登録することができます。この場合、期限の更新は1年を単位に行われ、更新を希望する人は、期限が切れる3カ月前までに手続きを行う必要があります。
オーストラリア国内にいる人で5月18日に投票できない人は、郵便投票に加えて、4月29日から投票所での期日前投票ができます。また、選挙日に他州に滞在しているという人は、インターステートの投票所で票を投じることができます。
