オーストラリアの医療規制当局は、ファイザー社のコロナウイルスワクチンの仮使用を承認しました。
治療用医薬品局(TGA)は25日月曜日、ファイザー社のコミルナティワクチンが安全性、品質、有効性に関する厳しい基準を満たしたことで、16歳以上のオーストラリア人向けに承認されたと発表しました。
TGAは声明で、「オーストラリアの人々は、このワクチンの審査プロセスが厳格で最高水準であったことを確信することができます」と述べています。
ワクチンの仮承認は2年間有効となり、2回の接種は、少なくとも21日間隔で行う必要があります。
オーストラリアに到着次第、優先順位の高いグループからワクチン接種が実施される予定です。

スコット・モリソン首相は、今回の承認はオーストラリアのウイルス対策において大きな前進であると述べ、緊急承認ではなく、TGAの通常のプロセス下での暫定的なものであることを強調しました。
「オーストラリアは、ワクチンの承認を確実にするため、包括的かつ徹底したプロセスを経た数少ない国のひとつです」
「世界トップクラスの安全規制当局が行った徹底した慎重なアプローチに自信を持っています」と月曜日の記者会見で述べました。
「私たちの優先事項は、常にオーストラリア人の安全を守り、命と生活を守ることです。今日の承認は特に、最も脆弱な人々を保護するという点で、我々のコミュニティにとって、もう一つの大きな前進である」と語りました。
グレッグ・ハント連邦保健相は、「2月下旬の開始に向けて予定通りである」とする一方で、出荷や生産の遅れから、それ以前になることはないと述べました。
2月下旬から、毎週約8万回の投与が行われ、オーストラリア国内でワクチンが製造可能となれば、週に約100万回の配布が予定されています。
モリソン首相は、「昨年8月頃、私たちは、海外のワクチン生産に完全に依存する状況に陥りたくないと、国内で生産できるよう、準備を整えることを決断し、現在に至ります」と述べ、さらには政府がメルボルンでのワクチン生産に「莫大な額を支払った」ことを明かしました。
その後、5段階におけるワクチンプログラムは全国に展開。ワクチン接種クリニックは1000施設に上る見込みで、10月を目処に完了する予定です。
一方で、アストラゼネカ社とノババックス社のワクチンの審査は現在進行中です。
オーストラリアでは25日月曜日、オーストラリアで初のコロナウイルス症例が確認されてから1年の節目を迎えました。
同国ではこれまでに、2万8,700人以上の症例と909人以上の死亡者が確認されています。
これとは対照的に、米国だけでも2500万人の症例と、40万人以上の死亡者が報告されています。
With AAP.
オーストラリアでは、他人から1.5メートル以上離れていなければなりません。お住まいの州における集まりの人数制限をご確認ください。風邪やインフルエンザの症状が出ている場合は、家に留まり、医師に電話して検査を手配するか、1800 020 080のコロナウイルス健康情報ホットラインに連絡しましょう。
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