ニューサウスウェールズ州のドミニク・ペロテー州首相が、21日から24日にかけて日本を訪問。昨年10月に州首相に就任して以来、初の外遊となりました。
州首相は東京都品川区京橋に開設された「Investment NSW」の駐日事務所開所式でテープカットを行い、この駐日事務所が北アジアにおける歴史的な貿易基盤となり、また日本との貿易パートナーシップにおいても重要なステップアップを意味することを強調しました。
また駐日事務所はニューサウスウェールズ州を北アジア地域の地図にしっかりと刻み込むだけでなく、同州のプロジェクトや企業が北アジアにおける輸出や投資の機会を探るための「近道になる」とも述べました。
「日本は、ニューサウスウェールズ州にとって長年にわたる重要な経済パートナーであり、東京の中心部にこの事務所を設立することは、より強固な関係への共通のコミットメントを示すものです」
また、小池百合子東京都知事は、このオフィスが東京とニューサウスウェールズ州の絆をさらに強め、新たな架け橋となることを期待していると述べました。
ニューサウスウェールズ州政府の発表によると、2020-21年、同州の対日輸出額は105億ドル、双方向貿易額は171億ドルに達しました。
また3日間の日本訪問中、州首相は、デイビッド・エリオット運輸兼退役軍人相と、ニューサウスウェールズ州の高校生6人とともに広島の平和記念公園を訪問。
生徒たちは、「第二次世界大戦の教訓は今日にも通じるか」という問いに答える1000文字のエッセイで、日本への旅が贈られました。

ペロテー州首相は、この他にも同州のグリーン水素を最大限にアピール。東京の岩谷産業の水素ステーションで、記者団に「中東の石油ではなく、ニューサウスウェールズ州の水素を使用してもらいたい」と述べました。
またシドニーのサリーヒルズ発祥のコーヒーロースターで、昨年東京に海外第1号店をオープンした、シングルオーも訪問。日本人からも好評を得ているオーストラリア風コーヒーで一息つく姿も見られました。
3日間の日本訪問を終えたペロテー州首相は、その後韓国へと渡り、次はインドを訪問する予定です。
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