アジア系オーストラリア人の擁護組織、 Asian Australian Alliance and Being Asian Australianがまとめた調査によると、オーストラリアでは4月に入ってから今まで、人種差別的な攻撃が400件近く起きています。
この調査に協力した人の中に、独立系シンクタンクPer Capitaのフェロー、オズモンド・チュー氏がいます。チュー氏は、どういったことが人種差別なのかということを人々が明確に理解していないことを懸念しています。
およそ30の団体や市民ソーシャルグループがこのほど、連邦政府に対してオープンレターを発表し、オーストラリアが国全体として人種差別に取り組んでいくためにも、National Anti-Racism Strategyへの資金拠出を再開するよう求めています。
このNational Anti-Racism Strategy。オーストラリア人権委員会によってまとめられたものですが、2015年から資金を打ち切られています。




