9月22日、シドニー・オリンピック・パークを舞台に開幕する『FIBA女子バスケットボール・ワールドカップ2022』。予選を勝ち抜いた12チームが10日間に渡り戦いを繰り広げます。
キャプテンを務める髙田真希選手にとって、今回は4度目となるワールドカップ。
20歳で参加した初のワールドカップと比べると、現在のアカツキジャパンはワールドカップという舞台でも、「メダルを目指すようになり、そしてメダルを期待されるようになった」と語ります。
昨年の東京オリンピックでは銀メダル、そして続いたアジアカップでは前人未踏の5連覇を達成したアカツキジャパンは本大会、「金メダルを目標」に試合に挑みます。
9月12日にシドニー入りした日本代表は、フランスとベルギーとのテストマッチでも勝利をあげ、ワールドカップへ向けて順調に準備を進めてきました。
トム・ホーバス・ヘッドコーチのもと挑んだ東京オリンピックでは、「選手一人ひとりの役割が決まっていた」と話す高田選手。
しかしオリンピック後に就任した鬼塚亨ヘッドコーチのもとでは、それに加え、選手がその都度判断を行い、コートの中で常に変化を、アグレッシグに行うことが求められていると語ります。
身長やフィジカル面で劣る日本ですが、だからこそ「チーム全員で戦う」ことが日本の特徴と語る高田選手。
タフなディフェンス、そして持ち味であるスピードでオフェンスに繋げていく、「体力と頭を使う」のが自分たちのスタイルと説明します。

NEWCASTLE, AUSTRALIA - MAY 31: Maddison Rocci of the Opals Is challenged by Maki Takada of Japan during game three of the International Series between the Australian Opals and Japan at the Newcastle Entertainment Centre on May 31, 2022 in Newcastle, Australia. Credit: Mark Metcalfe/Getty Images
日本代表はその後セルビア(23日)、カナダ(25日)、フランス(26日)と対戦し、グループ最終戦は、オーストラリアに挑みます。
「タフなゲームが予想されますが、自分たちがやってきたことは変わりないので、それをしっかり表現したいと思います」
バスケットボール選手以外にも「社長」という別の顔を持つ高田選手。
高田選手のフルインタビューは下記からどうぞ。
日本はグループBで、以下の日程で試合に挑みます。各組上位4チームが決勝トーナメントに進出し、優勝チームには24年パリ五輪出場権が与えられます。
9月22日(木) マリ
9月23日 (金)セルビア
9月25日 (日)カナダ
9月26日 (月)フランス
9月27日 (火)オーストラリア
グループ戦はいずれもダブルヘッダーとして、1枚の入場券で2つの試合を観戦することが可能です。
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!
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