1997年に結成されたオーストラリアのボールーム・ダンスカンパニー、『バーン・ザ・フロア』に、昨年3月、初の日本人男性ダンサーとして入団した増田隆さん。
ニュージーランド生まれ、ニュージーランド育ちの増田さんは現在、メルボルンを拠点に活動。チャンネル・セブンで現在上映されているダンスリアリティ番組、『ダンシング・ウィズ・ザ・スター』のダンサー/振付師としても馴染み深いかもしれません。
7月21日、メルボルンを皮切りに始まる『Burn the Floor featuring Mitch Tambo』は、同団体による最新作。先住民の文化と音楽に、社交ダンスやラテンスタイルダンスを織り交ぜた、これまでにないダンスショーとなっています。
先住民シンガーであるミッチ・タンボさんが主演するショーでは、タンボさん自身が手掛けた曲をガミラライ語とワランバー語で歌います。
学校ではなかなか習うことのない、先住民文化について様々学べる貴重な機会、と語る増田さん。金曜日の公演に向けて現在猛練習の日々を送っています。
『バーン・ザ・フロア』は、ニューヨークのブロードウェイやロンドンのウエスト・エンドなど、世界30カ国以上で観客を魅了してきた、世界で名を馳せるダンス集団。10歳でダンスを始めた増田さんも、同団体のパフォーマンスを観たことがあり、声をかけられた際は大変驚いたと振り返ります。

New Zealand born and raised dancer Lyu Masuda, started Latin American and Ballroom dancing at the age of 10. Credit: Supplied: Burn the Floor
今年パートナーを組んでいる女優のエミリー・ウィアーさんとの意気投合したダンスも評判で、ファイナルへと駒を進めています。
増田さんのフルインタビューは下記から。
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語オーディオ!
ポッドキャストから過去のストーリーを聴くこともできます。