石川真吾さんは、キャンベラにあるオーストラリアの映像や音響の資料館、National Film and Sound Archive of Australia (NFSA)で、コレクションの保存や修復を行う、コンサベーターという仕事をしています。
今回の展示の中で目玉となるのが「Storywall」と呼ばれる展示で、NFSAの職員6人がNFSAが収集したコレクションの中から1点選び、そのアイテムについて映像で語るというものです。
職員が語る言語は英語ですが、SBSデジタル・クリエイティブ・ラボの協力で、訪問者はスマートフォンを使い、日本語を含む7カ国語で話の内容を聞くことができます。
石川さんはこの職員6人のうちの1人。1990年代の大ヒット映画「プリシラ」で使われた靴を選びました。
インタビューではコンサベーターという仕事について、そして今回の展示について聞きました。
*コロナウイルスの影響でさまざまな移動規制が敷かれています。ACT・キャンベラに住んでいる方などでNFSAへの訪問を計画している方は、NFSAのサイトでコロナウイルスに関連する注意事項を確認して下さい。