ジョー・バイデン大統領は「起こり得るウクライナへの侵攻は第二次大戦以来最大の侵略となるだろう」と述べて、ロシアの軍事行動に対する警告を続けています。
彼は経済的な結末をちらつかせ、ロシアのプーチン大統領を直接、標的にすることをハッキリとは否定していません。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は平静を訴えています。
ゼレンスキー大統領はテレビでの演説で、最近の西側の大使館からの職員の引き上げは侵略が差し迫っている印ではないと改めて国民に説明しました。
しかし、国境に推定10万人のロシア軍がいて、同盟国、ベラルーシとの合同軍事演習のためにさらに部隊をこの地方に移動させていることについて地元住民は不安を感じています。
新アメリカ安全保障センターのヨーロッパの安全保障プログラムのディレクター、アンドレア・ケンダルテイラー氏は「親ロシア派の軍の移動は侵略の準備のシナリオだ」と述べました。
「プーチンは荒っぽいギャンブルをしています。つまり、彼の今までの22年間の政権を見ると、これは彼が始めた最もリスキーな試みだと思います。ウクライナへ侵攻するというこの軍事的な動きがどの程度容易かを彼がまったく計算違いをしている本当のリスクがあります」
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