ホーク氏は国民からの人気が高く、労働党出身の首相としては歴代で最も長く首相を務めました。独特の個性で国民に親しまれ、オーストラリアを国として一つにまとめた首相として評価されています。
選挙戦も終盤に入り激しさが増していましたが、各陣営は選挙キャンペーンの手をいったん休め、政界からはホーク氏に対する賛辞が相次ぎました。
ボブ・ホーク氏の葬儀はプライベートで行われる予定で、公的行事としてのメモリアルサービスが数週間内にシドニーで予定されています。
連邦議会選挙を明日に控えたオーストラリア。現在のオーストラリアを形作ったアイコン、ボブ・ホーク氏の死去は、選挙後も国民や今後の政治のあり方に影響を与えそうです。