西オーストラリア州パースの裁判所が5月26日、子どもの性的虐待映像などをオーストラリアに違法に持ち込もうとした疑いで昨年11月に逮捕されていた日本人の男(31)に対し、禁固1年4カ月の実刑判決を言い渡しました。オーストラリア国境警備隊(ABF)が明らかにしました。
この男は昨年11月に東京からパース国際空港に到着。その際の荷物検査でABFが男のスマートフォンを調べたところ、子どもの性的搾取や性的虐待が疑われる画像や動画ファイルが200以上が見つかったことから、逮捕されていました。
その後の調査では、スマートフォンのアプリにも画像や映像が保存されていたことが分かり、男が所持していた子どもの性的虐待映像は合わせて1,091本となりました。男は罪を認めています。
男は観光ビザでオーストラリアに入国しており、逮捕された日にビザは無効となっています。刑務所から出所した後は国外退去処分を受けます。
子どもの性的虐待映像や画像などを輸入・輸出したとして有罪が認められた場合は、最長で禁固10年の刑、罰金52万5000オーストラリアドルが科される可能性があります。
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