Key Points
- 「国会への先住民の声」をめぐる国民投票が否決
- 6つの州とノーザンテリトリーが「反対」、ACTが唯一「賛成」
- アンソニー・アルバニージー首相は、オーストラリア国民に団結を呼びかけました
オーストラリア国民は先住民の声を憲法に明記するという政策に対して、反対多数で否決しました。
14日行われた国民投票、レファランダムではオーストラリアの6州すべてに加え、ノーザンテリトリーで、反対票が賛成票を上回りました。唯一賛成が反対を上回ったのはACTでした。
アンソニー・アルバニージー首相は、レファランダムの結果についてオーストラリアを規定するものでも、分裂されるものでもないと主張しました。
「今こそ、私たち全員が団結し、同じ目的である和解に向けて道を見つけるときです」

野党のピーター・ダットン党首は国民投票について、オーストラリアに「必要ではなかった」とし、国民に団結を呼びかけました。
「この提案とプロセスは、オーストラリア国民を団結させるためのものであり、分断させるためのものではなかったはずです」

オーストラリア先住民は今回の投票結果を受け、「沈黙の1週間」を過ごすと述べる人もいれば、次の展開を期待しているものもいます。
オーストラリア先住担当相で「賛成」の支持者であるリンダ・バーニー氏は、この投票結果を受け、新たな世代の先住民リーダーが出現することを確信していると述べています。
一方、ノーを支持する著名な活動家で、ニョンガイ族のウォレン・マンディーン氏は、この結果はオーストラリア人が、先住民コミュニティが直面する問題についてなにかを「成し遂げたい」ことを示していると述べています。
「一部の先住民コミュニティーで行われている暴力や虐待、強制的な支配、破壊的な行動から目をそむけることを、人々はやめる必要があります」
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