NBLメルボルン・ユナイテッドが、3月23日、2020-21シーズンの優勝メンバーである馬場雄大選手と再契約したことを発表しました。
昨シーズン36試合に出場し、そのエネルギッシュなプレーで観客を魅了した馬場選手。グランドファイナルのパース戦では、チャンピオンシップの勝利を決定付けるダンクを含む、第2ゲームと第3ゲームで合計26得点をあげ、チームの優勝に大きく貢献しました。
ヘッドコーチのディーン・ビッカーマンは、馬場選手の復帰は、チームの前進に大きく役立つと、期待を述べています。
「彼は昨年SHARE賞*とディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞した選手です。残された4分の1のシーズン、すぐにチームに溶け込み、我々のカルチャーとシステムを理解することができます」
今季はNBA Gリーグのテキサス・レジェンズに所属し、8試合に出場。平均で12.5得点、5.4リバウンドを記録していましたが、昨年末、新型コロナウイルス陽性となり、安静期間が必要であるとの診断を受け、チームから離脱していました。
ビッカーマン監督は、東京五輪とGリーグでの活躍を経た馬場選手は、昨シーズンからさらに成長していると高評価。
「Gリーグにいる間に、彼は本当にプレーの幅を広げたと思う」
「彼はトランジション・プレーやディフェンスを強化してくれるはず」と期待を寄せました。
馬場選手は健康診断とビザの承認が得られれば、今週中にオーストラリアに渡航する予定だと、メルボルン・ユナイテッド広報担当は述べています。
*毎試合後に選手団の投票によって決められる栄誉で、シーズンを通してチームの価値観を最もよく守っていた選手に贈られるもの。
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