なでしこジャパン、アジアの頂点に「90分間集中し続けられたというのが日本の強み」

なでしこジャパンが2大会ぶり3度目の優勝を果たしました。大会得点王の植木選手は、圧倒的なアウェーの中、最後まで集中続けられたのが日本の強みだと話します。

Image (23).jfif

Yui Hasegawa (centre) lifts the trophy as Japan celebrate winning the AFC Women’s Asian Cup Final match between Japan and Australia at Stadium Australia in Sydney, Saturday, March 21, 2026. (AAP Image/Dan Himbrechts) Credit: AAP Image/Dan Himbrechts

AFC女子アジアカップは21日、決勝が行われ、なでしこジャパンがオーストラリアのマチルダズを1-0で下し、2大会ぶり3度目の優勝を果たしました。

スタジアム・オーストラリアには女子アジアカップ史上最多となる7万4397人が来場。会場はグリーン&ゴールドに染まり、圧倒的なアウェーの雰囲気となりました。

それでも、日本のサポーターたちによる「ニッポン」コールが時折スタジアムに響きました。

日本から来豪していたなでしこジャパンの応援団体「eAst Blue」の開発さんや、日の丸のアフロウィッグで知られる久保田さんらがドラムに合わせてチャントを送り続けたほか、準々決勝から現地入りしている「Sakura Kids Cheerleaders」も最後まで声援を送りました。

試合は準決勝と同じスタメンで臨んだなでしこジャパンが、序盤はマチルダズの積極的な守備やカウンターに苦しみ、ケイトリン・フォードに決定機を許す場面もありました。

それでも17分、浜野まいかがペナルティエリア左から強烈なシュートを放ち、先制点を挙げます。

ゴール後、なでしこはそのままピッチ上でしばらく円陣を組みました。

「試合も展開も変わると思いますし、また集中し直そうと話はチームでしていました。」(植木選手)

また熊谷選手は、完全アウェーの大声援の中でお互いの声が通りにくい状況だったとも振り返りました。

「一回、メンタル面でも落ち着かすというところと、どんな感じっていう、合わせるところ集まりました。」

Image (25).jfif
なでしこジャパンのアシスタントコーチ、リア・ブレイニー氏の家族の姿も。 Credit: Yumi Oba

日本は前半を1-0で折り返しましたが、後半はマチルダズの攻撃が一層強まり、自分たちのサッカーを展開できない苦しい時間が続きます。

植木にも何度か決定機が訪れるも、ゴールネットを揺らすことはできません。

一方のマチルダズにも複数のチャンスがありましたが、GK山下杏也選手やディフェンダー陣の堅い守りは崩されることなく、なでしこは1-0で勝利し、優勝を手にしました。

「90分間集中し続けられたというのが日本の強み」と語る植木選手は、今大会6得点で得点王に。またGKの山下選手は最優秀ゴールキーパーに選ばれました。

キャプテンの長谷川唯選手は、今大会について、招集された26人全員がしっかりと準備をしてきたとし、「呼ばれたからには活躍したい」という強い思いを全員が持っていたと話しました。

しかし、「ワールドカップ優勝」を目標に掲げるなでしこジャパンにとっては、課題も残る試合となりました。

「アジアカップとワールドカップ、世界と比べたら全くレベル違うんでやっぱりそこに向けたものとしてはまだまだ足りないと思うし、まだまだやらなきゃいけないことはたくさんあると思います。」(熊谷選手)

SBSの日本語放送は火木金の午後1時からSBS3で生放送!
火木土の夜10時からはおやすみ前にSBS1で再放送が聞けます。
SBS日本語放送ポッドキャストから過去のストーリーを聞くこともできます。
無料でダウンロードできるSBS Audio Appもどうぞ。
SBS 日本語放送のFacebookInstagramもお忘れなく。

1 min read

Published

By Yumi Oba

Source: SBS



Share this with family and friends


Follow SBS Japanese

Download our apps

Watch on SBS

SBS Japanese News

Watch it onDemand

Watch now