ニューカッスルのすし店元オーナーを提訴、賃金過小支払い

ニューサウスウェールズ州ニューカッスルにあるすしレストランが外国人従業員に対して不当に少ない賃金を支払っていたとして、職場の違法行為を取り締まるフェアワーク・オンブズマンがレストラン運営会社の元オーナーを相手取り、罰金の支払いを求めてオーストラリア連邦巡回裁判所に訴訟を起こした。

sushi

Sushi chef holding plate of sushi in restaurant Source: AAP Image/Moodboard

フェアワーク・オンブズマンの3日の発表によると、問題となっている運営会社はSushi Revolution Pty Ltdで、元オーナーのリディア・チャン氏はニューカッスルのワラタ、ハミルトン、クックスヒルで「Sushi Revolution」3店舗を運営していた。チャン氏は2017年にSushi Revolution Pty Ltdを売却しており、事業を清算している。

現在ニューカッスルで営業しているSushi Revolution店舗は新たなオーナーの下で運営されている。現在の運営会社に対してはいかなる申し立ても行われておらず、労使関係法の違反も指摘されていない。

フェアワーク・オンブズマンの調査官は2016年、ニューサウスウェールズ州北部、ニューカッスル、セントラルコースト地域を対象に、チャン氏の店舗を含めた40カ所以上のすし販売店を調査。チャン氏は調査官に対して、誤ったまたは誤解を生むような給与記録を提出したとみられており、これを受けて調査官は、チャン氏の会社が労働記録の管理と給与明細の発行について法律を遵守していないとの見方を強めた。

調査官はさらに、ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在していた韓国人従業員4人が、それぞれフラットレートで賃金を支払われていたとしており、2016年1月から9月の間に、総額で3万3,226オーストラリアドル分賃金が過小に支払われていたという結論に至ったもよう。過小支払い分については、すでに違反が是正されている。

この韓国人従業員4人は調査官との会話に通訳が必要で、うち2人は当時20歳の若者だった。

フェアワーク・オンブズマンはチャン氏に対して罰金の支払いを求めており、チャン氏は違反1件につき最高で1万800オーストラリアドルの罰金を科される可能性がある。連邦巡回裁判所でのヒアリングは8月15日にシドニーで行われる。

労使関係法などについてサポートが必要な雇用主や従業員は、www.fairwork.gov.auで40カ国語で情報を収集できるほか、フェアワーク・インフォライン(13 13 94)に電話することができる。また、通訳サービスの利用は13 14 50まで。

フェアワーク・オンブズマンによる日本語のビデオはこちら


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Published

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By Junko Hirabayashi

Source: Fair Work Ombudsman



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