メルボルンのフェデレーションスクエアで22日、スリランカ系オーストラリア人が集まり、犠牲者を追悼する集会が開かれました。
オーストラリア市民のマニク・スリヤラチさんとその娘である10歳のアレクサンドリアさんは、父親と3人でスリランカ・ニゴンボの教会にいたところ、爆発に巻き込まれて亡くなりました。父親のスデシュ・コロンさんはそのとき、教会の外にいて無事でした。
選挙戦の真っ只中にある、連邦政府のスコット・モリソン首相と最大野党労働党のビル・ショートン代表も選挙戦を一時休み、犠牲者をいたみ、暴力を批判するメッセージを送りました。
スリランカ政府はこれまでに、8カ所での爆発が自爆攻撃によるものだと断定しています。同政府はスリランカのイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」が事件に関与したとみています。しかしNJTは23日午後の時点でまだ犯行声明を出していません。
事件では日本人女性も犠牲となっています。
事前情報生かせず
今回の連続爆発事件をめぐっては、スリランカ政府が、事前に犯行に関する情報を得ていたものの、関係当局が対応しなかったと見方が浮上しています。その背景には、大統領と首相の対立でスリランカ政府が分断されていることがあるようです。
しかしスリランカ政府のスポークスマンは、スリランカ政府は事件の全容を明らかにするため、できること全てに取り組んでいると弁明します。
スリランカ政府は現地時間きょう23日午前0時に、非常事態宣言を出しました。またきょうを服喪の日としています。




