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SBS Examines: 思ったより複雑なオーストラリアの市民権

A mother holds a child in front of the Sydney Opera House for a citizenship ceremony
In 2024-25, a total of 165,193 people became Australian citizens, representing over 190 nationalities. Source: AAP / Flavio Brancaleone

オーストラリア人である、というのはどういうことでしょうか?今は政治的な議論において、市民権という言葉が、その人がどこに「分類」されるべきかを示す言葉として使われています。しかし国籍をめぐる世界各国の対応は込み入っており、状況をより複雑にしています。


Published

By Olivia Di Iorio

Presented by Junko Hirabayashi

Source: SBS



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オーストラリア人である、というのはどういうことでしょうか?今は政治的な議論において、市民権という言葉が、その人がどこに「分類」されるべきかを示す言葉として使われています。しかし国籍をめぐる世界各国の対応は込み入っており、状況をより複雑にしています。


オランダ出身のヘンリエットさんは、オーストラリアで20年間暮らしています。

永住権の保持者としてヘンリエットさんは、オーストラリアに制限なく滞在でき、就労や就学、メディケアが利用できます。また不動産を購入する際の住宅ローンの申請や、資格を持つ親族(家族)への永住権のスポンサー、そして市民権の申請ができます。

しかしハリエットさんは、オーストラリアの市民権を申請しようとは考えていません。オランダ国籍を失うことになるからです。

オランダ政府は原則二重国籍を認めていません。もしヘンリエットさんが自らの意思でオーストラリア国民となった場合、オランダ国籍を失うことになります。

「オーストラリアには1人でいます。私が愛する人たちは皆オランダにいます。オランダ国籍を手放せば、年老いた家族の介護や別の理由でオランダに行ったときに、私はそこに3カ月以上滞在することができなくなってしまうのです」(ハリエットさん)。

SBS Examinesの今回のエピソードでは、なぜ市民権を取得する移民と取得しない移民がいるのか、そして市民権が持つ意味とは何かを考えます。

SBS Dutchと SBS Cantoneseとのコラボレーションで作成されました。

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