連邦政府が打ち出した来年度予算案で、「勝ち組」の中でも最も得をするのは、子を持つ世帯。中でも、中間所得層~高所得層の世帯です。その反対に「負け組」は、高齢者や地方都市の住民です。
キャンベラ大学が調査したところ、連邦予算案で最も利益を得る国民は、シドニーのインナーシティ、特にウェントワース、ノースシドニー、ワリガー、シドニー、そしてグレインドラーの住民です。一方、予算案で利益を得ない地域については、アデレード北部のスペンス、クイーンズランド州ヒンクラー、ニューサウスウェールズ州ペイジとリン、そしてタスマニア州リヨンの名前が挙がっています。
さらに調査では、中間所得層の単身者は、2019年度、405豪ドル多い手取り収入を得ることができ、その額は年々増えるとされています。
<勝ち組>
1.低・中所得者 (Low to middle-income earners)
年収48,000ドル~90,000ドルの低・中所得者層のタックスオフセットはこれまでの2倍、1,080ドルに増額される。
2.見習いの職人 (Apprentices)
予算5億2,500万ドル適用。技能不足が指摘されている職種について、新たに約8万人が見習いとして研修を受けることができる。
3.小規模事業 (Small Businesses)
原価償却資産の一括損金算入が、25,000ドルから30,000ドルに増額される。
4.通勤通学者(Commuters)
道路整備へのインフラ投資、及び通勤者向けの駐車場開発に予算5億ドル。
5.精神衛生ケア分野(Mental health sector)
新たに30箇所の先住民の若者支援センターを増設。メンタルヘルスケア、自殺防止に取り組む。予算4億6100万ドル。
6.高齢者ケア(Older Australians)
新たにホームケアパッケージ1万件、及び介護施設への財政支援の提供。
<負け組>
1.難民(Refugee)
新たに難民申請を行う者は、失業手当を受け取るまでに12ヶ月の待機時間(waiting period)となる。
2.移民(Potential migration)
年間の移民受け入れ数を19万から16万人へ変更。
オリジナル記事は、こちら。




