タイタン潜水艇の破片発見で捜索は悲惨な結末

U.S. Coast Guard Rear Adm. John Mauger tells waiting media the wreckage of the Titan has been found Source: AAP / Steven Senne/AP

行方不明になっていたタイタニック潜水艇の捜索は、見つかった破片で全員の死亡につながる耐圧室の壊滅的な破壊が起きたことが確認されて、悲惨な結末となりました。

アメリカの沿岸警備隊は、海面から４キロ下にあるタイタニック号の舳先から488メートル離れた場所で破片が見つかったことを確認して、行方不明のタイタニック潜水艇の捜索は悲劇的な結末になりました。

第一沿岸警備隊地区のジョン・モーガー司令官は「潜水艇は押しつぶされた模様だ」と述べました。

数カ国からの救助隊は、全長6.7メーターのタイタンの何らかの印を求めて、数千平方マイルの広い海を何日もかけて、飛行機と船で捜索してきました。

この潜水艇が支援船と連絡を取れなくなったのは日曜日で、２時間の予定の潜水を始めてからおよそ１時間45分後でした。

モーガー司令官は「潜水艇の故障がその時起こったのか、それとももっと後なのかは早すぎてわからない」と述べました。

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