オーストラリアの国税当局ATOはこのほど、世界65カ国以上の国と協定を結び、銀行口座や資産のデータを国を超えて共有しあうことで合意しました。これによりATOは、データを調べることで、オーストラリア国外で収入を得ている個人を特定することができるようになります。
オーストラリア国外で得た収入とは、国外で働いて得た収入全て、そして投資や家族から得た収入も含まれます。専門家は、海外に預金や資産を持つことには何の問題もないものの、タックスエージェントやATOに対して、全ての収入源を明らかにするよう勧めています。
昨年度(今年6月末までの1年間)のタックスリターンの締め切りは、10月31日です。不明な点などがある場合は、ATOに電話で質問をすることができます。電話番号は132861、通訳サービスが必要な際の番号は131450です。
電話をかける際には、自分の身元を証明するための書類や、タックスファイルナンバーなどを手元に用意しておくと良いでしょう。




