3月5日から12日の日程で、遠征のため来豪していた鹿島アントラーズユース。
元日本代表である柳沢敦監督と、いずれも元日本代表であるコーチ陣、小笠原満男氏、鈴木修人氏、曽ヶ端準氏率いる選手・スタッフ総勢26名が来豪。
シドニーFC、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC、ガンガリン・ユナイテッドFC(キャンベラのNPLチーム)と親善試合を行ったほか、現地観光、日本人学校への訪問など、文化交流も行いました。
最終戦となったガンガリン・ユナイテッドFC戦は、土曜日の昼過ぎということもあり、日本人学校の生徒や日系サッカークラブ、Mate FC所属の子どもたちを含む多くの日本人が観戦。日本代表のユニフォームも目立ちました。
試合は30度を超える暑さの中、2点リードするガンガリン・ユナイテッドFCを追う形となりましたが、徐々にペースをつかんだアントラーズは前半を同点で折り返し、最後は5-2で本遠征初の勝利を飾りました。
同点ゴールを決めた背番号14のMF・小倉 幸成選手は、チームがダウンしている中の1点は「嬉しかった」、「徐々に慣れてきてみんな本来の力を発揮できてよかったです」と振り返りました。

Kosei Ogura scored a equaliser against Gungahlin United FC Credit: Mate FC
コロナパンデミック以前は2年に一度のペースで海外遠征を行っていたアントラーズ・ユース。
「海外のサッカーを肌で感じることで個人個人の目標が高くなる」と話す柳沢監督は、選手たちには今後サッカーはもちろん、いろんな国際経験を積んでほしいと語ります。

Former national player and manager of Kashima Antlers Youth, Atsushi Yanagisawa Credit: Mate FC
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日豪のサッカー交流をユース世代から高めたい JFA国際委員 田代有三さん
今回の試合で2得点を上げ、観客を大いに盛り上げたMF・池田 健将選手は、試合終了後も、子どもたちからのサインや写真撮影の依頼に対応し、最後の最後まで小倉 選手とともに子どもたちとボールを蹴っていました。
「少しでも小さい子がサッカーで頑張れるよう、一緒にサッカーして楽しくできるようにしたい」

Kensho Ikda scored 2 goals against Gungahlin United FC Credit: Yumi Oba
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#5日豪サッカーの将来を担うコーチと子供たち
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!
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