NSW州とキャンベラを拠点に活動するフレッシュプロデュース、ならびにフローリスト店の中から最優秀店舗に贈られるシドニー・マーケッツ・フレッシュ・アワード。
新型コロナウイルスによる2年間の延期を経て、シドニーのコンベンションセンターで盛大なレセプションが開催されました。
今年は、「ノンリテール・スタジオ・フローリスト」という新たなカテゴリーが導入され、日本発祥の「花」と「人間」を配合させた新たなアート、『HANANINGEN』が見事受賞しました。

Hananingen wins non-retail/studio award at Sydney Market's Fresh Awards Credit: Supplied by Sydney Market's
今回の受賞は、「自分が信じてきたこと、やってきたことが間違えではなかった」ということを再確認でき、「ちょっと光が見えた瞬間」であったと語ってくれました。
またこれまでスタジオを訪れたお客さんや家族の支えがあったからこそ実現できたことだと、感謝を述べ、「オーストラリアの地で日本人としてあそこに立てたということが光栄」であると喜びを表しました。

Yuka arranges fresh flowers on people's heads to create "hananingen" or human flower Credit: Kimiko MIKUNI
不安を抱えながらスタートを切ったHANANINGEN。新型コロナウイルスによる二度のロックダウンを経験し、昨年には3人目となるお子さんが家族に加わりましたが、今野さんは立ち止まることなく、自らが信じてきた夢に向かって、突き進んできました。
先日は4ヵ月の息子さんを抱え、クイーンズランド州へ出張。
「子供がいるから、と自分の中で言い訳は作りたくない」と話す今野さん。
「いざやってみたらできる」、と出張で新たな自信もつき、より多くの人に花人間を体験してほしいという夢がどんどん広がっていると話します。
花を通して人を幸せに、笑顔にしたいです
今野有加さんのフルインタビューは下記からどうぞ。
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