現在人々の人権が危ぶまれている国の一つに、ミャンマーがあります。
ミャンマーというと、2年前に軍事クーデターが起こりました。国民がそれに抵抗し、軍との争いが絶えません。ですが、私たちにとって、ミャンマーは遠い国のように感じている人も多いのではないでしょうか?
オーストラリア国立大学 アジア太平洋学部 文化・歴史・言語学科 ビルマ語 講師である高橋ゆり先生に、ミャンマーの人々や、文化、現状について聞きました。
高橋先生は、大学卒業後、アジア関係の書籍編集者から日本語教育者になりました。自動車企業で、ミャンマーからのエンジニアに日本語を教えることになり、ユーモアあふれる彼らとのふれあいの中で、ミャンマーの公用語であるビルマ語でも話をしたい、日本語を教えたいとおもうようになりました。

Dr. Yuri takahashi (Second left) with Co-worker and students at ANU

Dr. Yuri Takahashi sings a classic song in at rural area in Myanmar.
良きも悪きも諸行無常「すべては変わるさ」
2021年2月1日に起きた、ミャンマー国外の、コミュニティにも大きいショックが走った軍事クーデター。インタビューではその内容や、日本へ労働力として向かうミャンマー人若者への思いも話してくれました。
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!
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