現在人々の人権が危ぶまれている国の一つに、ミャンマーがあります。
ミャンマーというと、2年前に軍事クーデターが起こりました。国民がそれに抵抗し、軍との争いが絶えません。ですが、私たちにとって、ミャンマーは遠い国のように感じている人も多いのではないでしょうか?
オーストラリア国立大学 アジア太平洋学部 文化・歴史・言語学科 ビルマ語 講師である高橋ゆり先生に、ミャンマーの人々や、文化、現状について聞きました。
高橋先生は、大学卒業後、アジア関係の書籍編集者から日本語教育者になりました。自動車企業で、ミャンマーからのエンジニアに日本語を教えることになり、ユーモアあふれる彼らとのふれあいの中で、ミャンマーの公用語であるビルマ語でも話をしたい、日本語を教えたいとおもうようになりました。

東京外国語大学大学院・ビルマ文学専攻で卒業後、ビルマ語専門家としてヤンゴンに勤務するようになります。ミャンマーに移住後も、ミャンマーの文学作品を研究。古典歌謡の歌詞の意味を探るうちに、ビルマ古典歌謡の歌手としての弟子入りをしたそうです。

ミャンマーは9割が仏教徒です。残りの一割は仏教以外の宗教ですが、仏教的な性格を人々は持っていると高橋先生は話します。その性格とは諸行無常。日本の感覚とは少しちがい、「すべては変わるさ」という考え方で、運命に流されるだけではなく、自分たちでも変えようという強さがあるそうです。
良きも悪きも諸行無常「すべては変わるさ」
2021年2月1日に起きた、ミャンマー国外の、コミュニティにも大きいショックが走った軍事クーデター。インタビューではその内容や、日本へ労働力として向かうミャンマー人若者への思いも話してくれました。






