オーストラリア・デー恒例のイベント、車いすロードレース、Oz Day 10Kが今年もシドニーのロックスで開催されました。
障害を持つ子どもたちに車いすアスリートの姿を見せることを目的に、1990年に始まった本大会。
長い歴史のあるこのレース、実は多くの日本人選手が参加することでもお馴染みです。
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一つ一つを越えていく、車いす陸上・洞ノ上浩太
今年は東京パラリンピックに出場した陸上の生馬 知季選手と、陸上並びにアルペンスキーの二刀流で活躍する村岡桃佳選手がいずれもオープンのカテゴリーで出場、またシドニーパラリンピック銀メダリスト、廣道純選手と、北京、ロンドン、リオデジャネイロのパラリンピックへの出場経験を持つ松永仁志選手がいずれもマスターズのカテゴリーで参戦しました。
新型コロナの影響で、日本人選手が参加するのは4年ぶりです。

Credit: Yumi Oba
最後日本人選手が参戦したOz Day 10Kでも応援にかけつけた、さくらキッズの飴谷蕾さん(14)は、選手を間近で見られて、「改めて迫力を感じた」、久しぶりに応援ができて嬉しかったと振り返りました。

Sakura kids cheerleaders and coach, Akiko Pollock Credit: Alexander Ruspandy
Oz Day 10Kマースターズで優勝するのは今回が初めてです。

Oz Day 10K Masters winner, Jun Hiromichi Credit: Yumi Oba
本大会では、生馬 知季選手が男子オープンで3位、村岡桃佳選手が女子オープンで3位、松永 仁志選手がマスターズで2位に入賞と、参戦した4人全員が表彰されました。

Tomoki Ikoma, 3rd in Men’s Open Credit: Yumi Oba

Momoka Muraoka, 3rd in Women's Open Credit: Yumi Oba

Jun Hiromichi (right) 1st and Hitoshi Matsunaga (middle) 2nd in Masters Credit: Yumi Oba
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