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豪医療界にも「悪しき慣習」、日系人医師が経験語る

Yumiko Kadota
Dr. Yumiko Kadota (centre) volunteering in the Solomon Islands at Gizo Hospital Source: Yumiko Kadota

整形外科医としての将来を期待された日系人医師・門田有美子さん。尋常でない激務に心身が悲鳴を上げました。


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By Junko Hirabayashi

Source: SBS




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整形外科医としての将来を期待された日系人医師・門田有美子さん。尋常でない激務に心身が悲鳴を上げました。


Yumiko Kadota
Dr. Yumiko Kadota after the interview at SBS Source: SBS

門田さんは昨年シドニーの病院で、夢だった整形外科医になるための勤務を始めました。しかし、想像以上に過酷な労働時間、そして体調の不良を訴えても我慢を強いられ続けたことで、体調を崩し、整形外科医の夢をあきらめました。

門田さんは今年2月、自身のブログにシドニーの病院での経験をつづり、キャリアの浅いジュニアドクターに長時間労働を強いるオーストラリアの医療界の「悪しき慣習」を公表しました。

大半のジュニアドクターは、将来のキャリアを守るために黙って過酷な労働環境を受け入れてしまいます。

門田さんは自身の経験から、常軌を逸した長時間労働などのプレッシャーを与えるのではなく、ジュニアドクターが能力を発揮できるようサポートし、育てていくという環境が大事だと説明します。「医師も人間でロボットではありません。バランスの取れた生活をし、自分の健康を大切にしなければいけません。医師は患者のことにかかりきりで、自身の健康がなおざりになってしまうことが多々あります」と語ります。

門田さんは今年11月まで、合わせて15の会合に招かれ、ゲストスピーカーとして自らの経験などを話す予定です。メンタルヘルスの会合では、心が折れてしまう前に対処できるよう、初期の警告サインに気付くことや、特に医療の現場では互いにサポートしあうことの大切さなどについて話す予定です。また、医師としての女性のキャリアをテーマにした会合では、良きロールモデルであること、そしてリーダーシップについて話します。

門田さんが勤務していたシドニーの病院はその後、門田さんに謝罪しました。門田さんは現在、大好きなヨガやピアノ、絵画や執筆など、クリエイティブなことを楽しみつつ、心身の回復に努めています。

Yumiko Kadota
Dr. Yumiko Kadota (right) at one of the radio studios at SBS in Artarmon Source: SBS

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