連邦労働党は大学の教職課程を設置する大学への入学資格を厳しくする様、強く要請しています。 それは、教職課程の為の大学の入学資格の点数が下がったことを受けたものです。
労働党はオーストラリア国内大学の教職課程を受ける人達を高校卒業生の上位30%から受け付けることを欲しています。
タニヤ・プリバセック野党副党首は、教職課程受講者達の入学基準を高める必要があると述べます。
また、教育学部は薬学部と同じ位魅力的な職業であるべきだとも述べています。
「教育学部受講者達のレベルをどんどん下げ続け、先生として使い物にならない人達を入学させることは出来ません。学生達にとっても時間とお金の無駄です。同様に公的資金の無駄でもあります。
このまま行けば、全体としてその専門職に対してひどい仕打ちをすることになります。」
プリバセック副党首は大学がATAR(エイター)スコアが低い学生を取り続けていることを再考する必要があると述べています。
「教職課程を取る学生達の入学資格の点を上げる様にするのに、一丸となっていかなければいけません。情熱があり、能力がある生徒達が教職課程を選択する様にしなければなりません。教えることが第一希望で、滑り止めとしての科目ではいけません。高校卒業生の中から一番成績の良い生徒から受け入れて行かなければなりません。」
全豪教育学部長会議会長のタニア・アスプランド教授は、プリバセック氏のATARスコアの強調は誤解を招くと述べます。アスプランド教授は、スコアが高い生徒がより良い教師になるという証明はされていないと言います。
「スコアが95でも55であったとしても、とても良い教師になるための気質や、教養、そしてコミュニケーション・スキルがあるという保証は出来ません。そして、ATARスコアが高い生徒でも教えるということに興味がなく、違う道へ進んで行く場合があるのです。ですから、ATARのスコアがとても良い先生の卵になるという目安にはならないのです。
アスプランド教授は、学年を通して難しい関門を通って来た人のみが先生になるのであって、受かった後にどこに行ったかわからない様な人達が教員になることは決してないと述べています。
ATAR以外に、評価の方法の方が大切だと述べます。
「教育という専門職へ最適な卒業生を送り出すべく2年なり4年を通して出来る、包括的なシステムが必要なのです。」
アスプランド教授は、ATARスコアを必ず80以上とすると脅すのは応急処置で、実際、その基準で入ってくる人達は4人に1人にも満たないと述べます。





