オーストラリアにおける日本語教育は1906年に遡ると言われています。第二次世界大戦による国境断絶を経て、1957年に日豪経済貿易協定が締結されると、60年代から70年代にかけて日本語教育が再開、そして70年代に白豪主義が放棄されるとともに、日本語学習者も急増しました。
ジャパンファウンデーションが昨年発表した2018年の調査によると、オーストラリアは世界で4番目に日本語学習者の多い国で、2015年の調査から変わりありません。(1位中国、2位インドネシア、3位韓国)
この世界的調査で日本語の学習目的・理由として挙げられたのが、1位「マンガ・アニメ・JPOP・ファッション等への興味」、2位に「日本語そのものへの興味」、そして3位に「歴史・文学・芸術等への関心」と、日本の伝統とポップカルチャーの関心が見られます。
ブリスベン・ジャパニーズ・ランゲージ・アンド・カルチャル・スクール(BJLC)の創設者、みゆき・クルーゼさんは、「言葉というものは生活と密着しているもの」とし、言語学習とは、その文化の人々やライフスタイル、価値観、習慣などを理解することから得られると考えています。
BJLCでは七夕などの年間行事から、太鼓や書道などといった伝統行事まで、幅広い日本文化を紹介しつつ、実用的な日本語教育を提供しています。

中学での外国語教科で唯一提供されたのが、日本語であったというジェームズさんは、日本語を学ぶうちに日本への興味が高まり、大学生の頃には留学生として、日本に滞在した経験もあります。
BJLCに通いはじめて3年というユロさんは、25年ほど前に日本で暮らした経験を持ちます。日本語を忘れたくない、そして日本を訪れるさいには、より深くコミュニケーションが取れるようになりたいと、勉強に励んでいます。

そんな二人が日本語を学ぶ上で難しいと感じるのが、「漢字」と「発音」です。
みゆきさんは、漢字は意味があって構成されている「実は面白い」ということを伝えられるように、工夫して教えていると語り、また固定概念にとらわれず、色々な方向から日本語に触れられることを大切にしています。
そうるすことで、「日本らしさ、日本人らしさ、日本文化の多様性」も感じてほしいと語ります。

READ MORE

日本を知りたいに応えたい ホルステガ 貴子
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!
ポッドキャストから過去のストーリーを聴くこともできます。
SBS 日本語放送のFacebookもお忘れなく。




