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昨年ブルーリ潰瘍を発症した人の数はオーストラリアで200人以上に上ります。そして今年は、オーストラリア人2人が、ブルーリ潰瘍により切断手術を受けています。
過去数年間をみると、感染例の大多数はビクトリア州、主にベラリンや、モーニントン半島で発生しています。
ブルーリ潰瘍の発症件数はビクトリア州で2015年に107件、2016年に182件、そして昨年は275人が発症しました。
ブルーリ潰瘍は、最初、虫にさされたような状況から始まり、数日、数週間かけて傷口が広がり、その後も拡大を続けます。ほかの潰瘍とは異なり、大半の場合痛みもなく、熱も出ません。放置すると皮膚や脂肪などが蝕まれ続け、患部が広がります。
ブルーリ潰瘍の可能性が心配な場合は、GPや皮膚科医、皮膚科医の団体であるAustralasian College of Dermatologists (Tel. 1300 361 821)にアドバイスを求めてください。

An example of the flesh eating Buruli ulcer on the knee of an 11-year-old boy (AAP) Source: AAP




