Medevac法は、マヌス島とナウルに収容されている難民認定希望者が、病気になったり、けがをしたときに治療が必要だと医師によって判断された場合、医師がオーストラリアの医療機関への移送を決定するというものです。
この法律について与党保守連合は、「国境管理が弛緩になる」として批判的な立場を示していましたが、一方の難民擁護の団体は「これによって助かる命がある」と話しています。
オーストラリア国際開発評議会のマーク・パーセル会長は、Medevac法案が両院で通過したことについて、難民認定希望者に対する残虐な扱いを根絶するための第一歩だとして歓迎しています。




