目の遺伝疾患、研究を支援しないことのコストを考える 豪で初の調査

Arato Katsuda at the  Australian Blind and Low Vision Championships (Supplied).jpg

Source: Supplied

テニスが大好きなシドニーの勝田新戸(あらと)くんは、9歳のときに視力が悪化、まれな遺伝性の網膜の疾患スターガルト病と診断されました。


オーストラリアでは推計で、およそ1000人に1人が、遺伝性の目の疾患を患っています。スターガルト病や網膜色素変性症のように、時間とともに失明につながるおそれのある疾患もあります。

日進月歩の遺伝子治療。しかし、新しい治療法を開発し確立するには十分な研究資金が必要です。研究を支援するためのコストと研究を支援しないことで生じるコスト、どちらが大きいのかを知ってもらおうと、オーストラリアで初めてとなる調査が行われました。
勝田新戸くんの母親、勝田順子さんは、一刻も早く治療法が確立し、新戸くんが10代のうちに治療を受けられることを願っています。

新戸くんは現在11歳。将来が期待されていたテニス競技をあきらめることになりましたが、その後、サウンドボールテニスとも呼ばれる Blind and Low Vision Tennis を始めました。

8月に英バーミンガムで行われるブラインドデニスの世界選手権にオーストラリアを代表して出場します。

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