精神医学、公共衛生及び神経科学、そして、精神病患者や、支持団体などからの世界的専門家28名による「ランセット・コミッション」レポートが今週火曜日に発表した内容によると、この増え続ける危機は世界中の人達やコミュニティー、そして経済に長引く悪影響を与えるとしています。
直接ヘルスケアや薬品、または治療などにかかる費用もありますが、ほとんどは関節的なものでそれには、生産性の欠如や、社会福祉や教育、治安なども含まれるとレポートの共著代表ヴィクラム・パテル氏は述べます。
「ランセット・レポート」では、多くの国々で鬱や不安障害、精神分裂病は人権侵害にもゆくゆく関わり、それは手かせや足かせをつけられたり、拷問にあったり、投獄されたりという結果も含みます。
レポートでは、この様な精神疾患のある人達に対する人道的なアプローチを訴えており、雇用や教育の機会そしてその他の主要な人生経験を得る基本的な人権が否定されることがあってはならないと訴えています。
このレポートは今週ロンドンで行われる初めての国際的な閣僚参加のメンタル・ヘルス・サミット開催に先駆けて発表されました。
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