メディバンクへのハッカー攻撃で顧客の医療情報が流出したことなどを受け、連邦国会ではこのほど、深刻な漏えいを起こした企業への罰金をそれまでの220万オーストラリアドルから、最高5000万オーストラリアドルに大幅に引き上げる法案を可決しました。
マイヘルスレコードは、2012年に連邦政府が立ち上げたシステムで、医療機関や医療従事者が患者の個人情報にアクセスしやすくする目的があります。
コロナウイルスのパンデミックを受けて、ワクチンの接種証明が必要な人などがマイヘルスレコードに加入したしたことで登録数が大幅に増え、今やオーストラリア人の90%がマイヘルスレコードに登録しています。
個人のプライバシーを守る目的で設立されたオーストラリアのNGO、オーストラリアン・プライバシー・ファウンデーションのデイビッド・ヴェール氏は、マイヘルスレコードで大規模なデータ漏えいが起こる可能性があるとして、警鐘を鳴らしています。
一方、マイヘルスレコードを管理するオーストラリアン・デジタルヘルス・エージェンシーは、最近の一連の大規模なデータ漏えいを受けて、自身のサイバーセキュリティの見直しを行ったことを明らかにしています。
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