シリアの収容所から、武装組織イスラム国(IS)と関係のあるオーストラリア人の女性と子ども32人が帰国しました。地域社会の安全を懸念する声のほか、リスクを持つ個人にCVE(暴力的過激主義対策)プログラムへの参加を義務付けるべきだとの声が上がっています。
暴力的な過激主義やテロリズムに対抗する活動に取り組む組織「フロネーシス・コンサルティング・アンド・トレーニング」の主席コンサルタント、ペタ・ロウ氏は SBS Examines に対し、コミュニティーが懸念を抱くのは妥当な反応だと語ります。
「それと同時に、その議論に違う視点を取り入れることも有益だと思います。例えば、『リスクを管理するために今どのような仕組みがあるのか?』、『リスクを指し示す現実があるか?』、
今は非常に政治的な話題として注目されていますが、彼女たちは初めてのケースではありません。(中略)過去に同じような状況で問題がなかったという事実も理解しておくべきだと思います」(ロウ氏)。
連邦内務省でCVEを担当するデプティーセクレタリー、アレクサンダー・ゴールディー氏は SBS Examines に対し、過激化リスクを抱える個人への対応について説明します。
「具体的には、カウンセリング、メンタルヘルス支援、住居、教育、雇用など、その個人に必要な支援を特定して、個別の計画を策定します。其のうえで、その人が社会復帰できるよう、必要な支援を提供します。
私たちはその人の行動や活動を問題のあるものから、より健全なものへと変えていくよう取り組みます」(ゴールディー氏)。
SBS Examinesの今回のエピソードでは、CVE(暴力的過激主義対策、Countering Violent Extremism)とは何か、そしてCVEがオーストラリアでどう機能しているかを聞きます。





