度重なる洪水に見舞われてきたニューサウスウェールズ州では、州の中央と南海岸で、今週いっぱいは大雨が予想されており、今後数日間、州の全域で最大300ミリの雨が降る可能性があります。
気象局(BOM)の気象学者サラ・スカリー氏によると、シドニーメトロポリタンでは明日にかけて6時間雨量が60ミリから100ミリと予想されており、またシドニー周辺の海岸部では、最大140ミリの大雨の可能性があるとして、洪水や土砂崩れの注意を呼びかけています。
またゴスフォードからベガの南、内陸の中央および南部のテーブルランドまでに荒天警報が出されています。
雨は木曜日から週末にかけて強まる見込みで、中央および南海岸の河川に洪水警報が発令されています。
ウォロンビ・ブルック、 ローワーハンター、ネピアン、ホークスべリー、アッパーコックス、コロ、マクドナルド、パラマタ、ジョージズ、ウォロノラ、ショウルヘブン、クライド、モルヤ、デウア、マッコーリー、クィーンビヤン、モロングロー川で、軽度から中度の洪水が予想されています。
またブルーマウンテンズで月曜日に発生した土砂崩れを受け、ブッシュウォーカーにも注意を呼びかけています。この土砂崩れではイギリスからホリデーで訪れていた49歳の男性と9歳の少年が亡くなり、2人が重症を負いました。
NSW州政府 保険未加入の住宅に補助金
ニューサウスウェールズ州政府は4日月曜日、洪水で被害を受けた保険未加入の住宅の再建を支援する新しい補助金を発表すると同時に、連邦政府からの支援を待つのに「疲れた」と非難しました。
連邦政府は資金を折半すると述べる一方で、ニューサウスウェールズ州のドミニク・ペロテイ州首相は、連邦政府と協力することはいとわないが、最終的にはコミュニティーのニーズに応えることが重要であるとしました。
「もし我々にもっとできることがあるのであれば、連邦政府にさならる支援を要請するつもりだ。私の立場から言えば、できる限りの支援をしたい」と、ペロテイ州首相は水曜日にABCラジオ・ナショナルで語りました。
また州首相は州民が住んでいる地域、ローカル・ガバメント・エリア(LGA)によって連邦政府の資金援助を受けられない人もいるということを指摘。
「私からすると、リズモアで家を失おうが、ムルンビンビーで家を失おうが、同じ立場であり、同じ経済的支援を受けられるべきだ」と不満をあらわにしました。
気象庁による最新の情報は こちらからご確認ください。
Live Traffic NSWでは現在の道路状況を確認することができます。
NSW州の緊急サービス(SES)による最新情報はこちらから。
命にかかわる緊急事態に陥った場合は、トリプルゼロ(000)に電話してください。嵐、風、ひょう、倒木による被害が発生した場合は、NSW SES(132 500)に電話してください。
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!
ポッドキャストから過去のストーリーを聴くこともできます。
SBS 日本語放送のFacebookもお忘れなく。
