時給3ドルが明らかにー 労働組合はフルーツピッカーの最低賃金を求めています

デービッド・リトルプラウド農相は、搾取的な農家は業界全体の癌であると述べる一方で、最低賃金の導入には特に強い関心はないようです。

A fruit picker harvests oranges on a farm near Leeton, NSW, 1 October, 2020.

A fruit picker harvests oranges on a farm near Leeton, NSW, 1 October, 2020. Source: AAP

オーストラリアの労働組合(オーストラリアズ・ワーカーズ・ユニオンAWU)は、時給3ドルにも満たないファームワーカーがいることが明らかになったことを受け、フルーツピッカーに最低賃金を保証することを求めています。

オーストラリア労働組合は、ファームワーカーに最低時給24.80ドルを保証するよう公正労働委員会に申請しました。

ファームには現在最低賃金の支払い義務はなく、多くの労働者は果物や野菜の収穫量に応じて賃金を支払われています。
AWUは、農家がこのような断片的な取り決めを維持することができることには満足している一方で、この時給をベースに設定することを求めています。

AWUのナショナルセクレタリー、ダン・ウォルトン氏は、「オーストラリアの農場では労働者の搾取や乱用が横行している」と述べています。

「この恥ずべき現実を受け入れられない理由はない」と16日述べました。

「オーストラリアは、公正な一日の仕事をすれば、公正な賃金が保証されるべきだという原則に基づいて設立されています」。
デービッド・リトルプラウド農相は、この状況は組合の提案に含まれるものの、「すべての農家が労働者に十分な賃金を支払っていないとするのは筋が通らない」と主張。

「AWUは、ファームワーカーを乱用する少数派がいるという事実を一般化している」とスカイニュースに語りました。

「このような少数派は農業界の癌であり、除草されるべき。しかし農業に限られたことではない」とし、「上司が手を抜こうとするのは人間の本性」であると主張。

リトルプラウド農相は、「AWUは、オーストラリアの農家が従業員ひとり一人を搾取していると言っていますが、それは事実ではありません」、「大多数のオーストラリアの生産者は正しいことをしており、一般化すべきではない」と述べています。

 

火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!

SBS 日本語放送のFacebookもお忘れなく。


Share

Published

Presented by Yumi Oba
Source: AAP, SBS

Share this with family and friends


Follow SBS Japanese

Download our apps
SBS Audio
SBS On Demand

Listen to our podcasts
Independent news and stories connecting you to life in Australia and Japanese-speaking Australians.
Ease into the English language and Australian culture. We make learning English convenient, fun and practical.
Get the latest with our exclusive in-language podcasts on your favourite podcast apps.

Watch on SBS
SBS Japanese News

SBS Japanese News

Watch it onDemand