1968年にオーストラリアへ移住した、陶芸家のスウェン博江さん。
89歳である現在も、キャンベラを拠点に第一線で活躍されているスウェンさんは先月、50年以上に渡るこれまでの活動やアート業界への貢献が評価され、オーストラリア勲章を受章されました。
多くの人の後押しがあったからこそ、今回の受賞が叶ったと説明するスウェンさん。
「私はここで根を下ろしたんだ」と、改めて感じたと話します。

スウェンさんは今年5月、これまでの自身の作品を世に残し、次世代のアーティストにその技術や陶芸への思いを残したいと、デジタルアーカイブを発表。
デジタルアーカイブはスウェンさんの創作過程を記録したビデオをはじめ、インタビュービデオ、写真アーカイブ、210点を超える作品目録、批評家たちによるエッセイなどが日本語と英語で含まれ、オーストラリアで作られた最初の陶芸作家のデジタルアーカイブとなります。
制作は容易でなかったと語る一方で、「想像していた20-30倍以上の反響があった」と説明し、素人から玄人、趣味で陶芸を楽しむ人から、アニメや絵、彫刻など、別の分野で活動している人に注目されたことには大変驚いたと言います。
スウェンさんが陶芸の道を選んだ時代、日本では女性陶芸家は稀で、やりずらさを感じたこともあったと言います。しかし「やって見せる」、「一人前になるまで、意地でもやる」と突き進んできました。

アーティストでデザイナーのコーネル・スウェンさんとともにオーストラリアへ移住したあとも、「私自身でありたい」と、どこからも影響を受けずに、「自分の前だけを見てきた」と言います。
「私の中から私の作品を作りだそう」と、日々活動されてきました。
スウェン博江さんのフルインタビューは下記から






