6月21日は国際ヨガデー。ヨガの発祥国であるインドのモディ首相が、2014年の国連総会でヨガの素晴らしさについて演説を行ったのが始まりで、その後177ヵ国の賛成を経て、正式に6月21日が国際ヨガデーとなりました。今年のテーマは「Yoga For Humaninty(人類のためのヨガ)」。
シドニーでヨガ講師として活動する、ソンジョン仙崎 佳澄さんは、ヨガは心身の健康と、人生の質を向上させるためのツールであると語ります。
心の動きや行動は、自分の今までの生活で培われた習慣やパターンであり、物事を見たり聞いたりするさいには、「自分のフィルターがかかっている」と話します。

Kasumi says she has mastered breathing technique to stay calm and grounded in her busy life Source: Kasumi Songeon-Senzaki
それを取り除き、自分の内側に意識を向けることで「ありのままの状態を見られる」と言います。
この忙しい世の中では、もともと繋がっていた心と体がバラバラになりがちであると説明する佳澄さん。
次のこと、明日やることなど、「心だけどんどん先へ行ってしまっているんです」。
それをひとつに取り戻す、つまり自分との繋がりを取り戻すのがヨガであると話します。
オーストラリアには2003年に来豪。

Source: Kasumi Songeon-Senzaki
他の多くの人がそうであるように、「健康のために」ヨガを始め、徐々にヨガの世界へと魅了されていったと語ります。
ヨガを始めたころ「体はカチコチであった」という佳澄さんは、子どもの頃から体が硬かったと振り返ります。
ヨガとの出会いにより、心身の健康が向上したと話す佳澄さんは、ヨガは「体が硬い人ほどやってほしい」、そして何歳になっても始められるものだと語ります。
佳澄さんのクラスには最近70代の方がヨガを始めたと言います。
ヨガは「一生をかけて探究するもの」と話すソンジョン仙崎 佳澄さんのフルインタビューは下記からどうぞ。
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