このほど発表された2019年の数学と理科の国際学力調査では、理科において、オーストラリアの4年生の順位が58カ国中14位に浮上しました。4年前に行われた前回の調査から順位を11位上げたことになります。
また8年生の数学と理科では、オーストラリアは7位となりました。
この数学と理科と国際学力調査では、64カ国の生徒58万人の学力を調べました。オーストラリアから調査に参加したのは、4年生と8年生の生徒1万4950人で、571カ所の学校から参加しました。
オーストラリア教育研究評議会(ACER)のCEO代理を務める、スー・トムソン博士は、理科の学力が向上した背景の一つとして、気候変動やパンデミックなどに関連して科学の重要性がメディアに継続的に取り上げられたことを指摘しました。