ダーウィンで釣り人に嬉しい「ランオフシーズン」(オーストラリアワイド)

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カイリーさんの息子ジェームズ君(11歳)も大の釣り好き。こちらはブルーサーモン。 Credit: Kylie Cuff

ダーウィンは現在、雨季から乾季へと移り変わる時期です。大地にたまった水が川や小川、沿岸部へと流れ出ることから「ランオフシーズン」と呼ばれ、この時期は大きなバラマンディが釣れる季節だといわれています。ダーウィンから海里カフさんのリポートです。


今回の話題

  • この「ランオフシーズン」には多くのアングラーがダーウィンを訪れます。一方で、カフ家はこの時期、人混みを避けてあえて海へ出て釣りを楽しむそうです。ブールーサーモンやゴールデンスナッパーなどの大物も狙え、釣った魚はもちろん刺身にして味わいます。
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Credit: Kylie Cuff
  • 1980年代に始まった「ランドケア」は、地域が主体となって自然環境の保護や再生に取り組む活動です。農家や地域住民、政府が連携し、もともとは農地の劣化対策として始まり、その後活動の幅を広げてきました。
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Credit: Kylie Cuff
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ユミ

国内各地の情報や話題をお伝えするオーストラリアワイド。今日はダーウィンからカイリー・カフさんのリポートです。カイリーさん、こんにちは。

カイリーさん

ゆみさん、こんにちは。

ユミ

ダーウィンはもうあれですよね、スクールホリデーが終わり、一足早く学校が始まってますね。

カイリーさん

はい、そうなんです。休みは1週間だけでした。

ユミ

そうなんですね。シドニーは2週間あるので、てっきりダーウィンもそうだと思ってました。

カイリーさん

今回の休みが1週間で、でもその分次の休みが3週間ありますから。はい。

ユミ

次が楽しみですね。

カイリーさん

はい、楽しみです。

ユミ

そんなダーウィンのこのイースター連休であったり、この初めのこの1週間のホリデーっていうのはどういった天候でした?

カイリーさん

少しずつとですね、天気が変わってきてまして、雨が少し少なくなってきてます。はい。だからあとそうですね、トンボ、ドラゴンフライをたくさん見るようになって、

カイリーさん

で、そのトンボがたくさん見えてくるっていうことは、もうそろそろ雨季が終わって、もうそろそろ寒気になるなっていうあの目印ですかね。

ユミ

じゃあ、過ごしやすい季節になるっていうことですね。

カイリー

そうです、これから、はい。

ユミ

今日はそんなダーウィンからどういった情報を

ユミ

いただけますか?

カイリーさん

はい、えっとー今日は二つの話題についてお話しします。まずは、こちら北部オーストラリアのこの地域では3月から7月にかけての「ランオフシーズン」、

カイリー

というのがありますが、それについてまずお話しします。ランオフシーズンは、はい、釣り人にとって特別な季節として知られています。はい。ランオフという言葉聞いたことありますか?

カイリー

はい、そのまま英語ですけど、ランオフ、はい。

ユミ

あまり聞いたことがないような

カイリーさん

あ、そうですか。あのこちらのダーウィンではみんなよく今の時期耳にする言葉なんですけど、これは雨期が終わりに近づいて、雨が少なくなっていく時期のことです。で、ノーザンテレトリーでは11月頃から3月頃までが雨季ですね。で、その時に

カイリー

川が増水し、スコールが続いて、広大な湿地、湿地帯や氾濫原が生まれます。で、その雨が少しずつと収まって、はまった水がゆっくりと海へなが流れて、なんだろう、流れ出していく、この水が引いていく時期を、現地の人はランオフと呼んでいます。

ユミ

なるほど、はい。で、この時期ランオフがバラマンディー釣りのベストシーズンなのです。

カイリーさん

はい、そうです。だからイースタ連休の1週間前ぐらいから、バラマンディ釣りに行こうっていう人がたくさん、はい、いました。なぜこのランノフの時期に、そんなにバラマンディがいっぱい集まってくるのかというと、大きく雨理由は二つあって、まず一つ目は、雨期の間、バラマンディは水に覆われ

カイリーさん

広い平原や細かい水路に広がって暮らしています。しかし、水位が下がり始めると、本流、川のもっと大きいところに戻らなければ生きていけません。で、その通り道になるのが、クリークと呼ばれる小川、大きな川に合流する場所です。で、バラマンディはそこから川に戻る、

カイリーさん

ところ、集中して、集まってくるんですね。で、二つ目の理由は、小魚とかエビもカニとか、オタマジャクシなど、バラマンディの餌となる生き物たちも、同じように移動してくるんですね。で、それらのクリークに集まって、バラマンディは川に戻っていくとき、餌とか

カイリーさん

待ち構えてあの一気に捕食します。で、この状態を、「フィーディングフレンジー」って言って、つまり捕食の最盛期とも呼びます。で、このタイミングではちょうどそういう川のところにルアー、釣り用のね、ルアーを投げるたんびにヒットすることがあって、初心者でも圧力ある釣りを体験することが、

カイリーさん

できるんですね。はい。ちょうどそのランオフ、水が氾濫原からね、川を通って海に流れていく時に

カイリーさん

結構集中的にバラマンディがうわといっぱい集まって、はい、あのとてもこちらではトップエンドでは結構有名ですね。あの他の州からもそのバラマンディを釣るために、このランオフシーズンのために釣りに来る人が、はい、たくさんいます。

ユミ

カーリーさんのご家族も釣りに行かれるんですか?

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はい、えとバラマンディのそのランオフシーズン、そこまで私たちはあんま行かないんですが、えっとー、なぜかって言うと、ものすごい人が行くんですね。

spk_2

たくさんの人が、はい、同じところに例えばダーウィンの近くの川がすでにもうベストシーズンが今週末だよって言ったらみんなそこに集まって、でまた次があのなんだろう、カカドゥ国立公園の方

カイリー

ランオフシーズンが始まったよっていう人がもうぶわーってみんな集まるから、私はどちらかっていうとダーウィン湾、だから海の方で釣るのが好きです。実はこないだ息子と夫が行って、スナッパー

あのタイってわかりますか?とても美味しい。あのタイの種類。あとブルーサーモンっていう熱帯地域で採れるサーモンですけど、それを釣って家で刺身を食べたりしてましたね、週末。贅沢ですね。日本人の友達にその釣った魚の刺身を食べているうちの子供の写真を送ったら、みんな羨ましがってました。

ユミ

そうですよね、取り立てはやっぱり絶品ですよ

カイリーさん

はい。釣りは、よくうちの、私はあまり行かないんですが、息子たちと夫がよく行きます。ね、でもこのランオフ、雨季のそうですね、雨の量によって変わりますが、多くの場合は4月末頃にはもう、結構終わっています。はい。

カイリーさん

でも、ランオフシーズンにそうですね、それ釣りが好きな方がもしいらっしゃいましたら、それを調べてぜひぜひ、この時期にダーウィンに来て遊びに来てみてください。そして、次のお題に移りますが、また、自然に関わる内容です。「ランドケア」についてお話しします。ランドケアは聞いたことありますか?

ユミ

ランドケアも聞いたことがないです。

カイリー

はい。これも言葉の通り、ランド、あの土地でケア守る、だから土地を守るっていうなんでしょう、非営利団体のことなんです。はい、オーストラリアには、そうですね、ちょっと特別な環境保全の取り組みがあるんですが、ランドケアは1980年代に始まったまボランティアの活動

カイリーさん

なんですが、きっかけは農地や川、公共の土地が少しずつと傷んでいたことから、こういう団体ができました。で、地域の人たち自身が立ち上がったもので、土地を守ろうと始めた活動でした。で、この取り組みは、その後大きく広がり、今ではオーストラリア全土で成果を上げています。ランドケアで、

カイリーさん

大切にされているのは、自然を守ることと、人の暮らしを支えること、だそうです。例えば、土壌とか、つまり大地、水資源とか川や地下水、そしてオーストラリア固有の植物や、自然を大事にする

カイリーさん

活動が行われています。土地をケアするって言っても、その内容はとても具体的です。例えば、農業の現場では、土を傷めないような耕作方法や、自然に配慮したサステイナブルな農業が実践されています。また、例えば失われた自然を取り戻すために、在来の植物、

カイリーさん

を、例えば植え直したり、植林や生息地の再生も行われています。さらにですね、外来雑草とか外来種の管理、そして地域に伝わる自然管理の知恵やスキルを学んで共有する活動も重要な役割です。

カイリーさん

だから、そうですね、ランドケアの特徴は、誰かがやってくれる活動ではなく、地域の人たちが力を合わせて動くことです。で、オーストラリア全土では、およそ、今ですね600のグループと10万人以上のボランティアがランドケアに関わり、

カイリーさん

土地を守っています。はい。

ユミ

かなり大規模ですね。

カイリーさん

はい、そうです。だから色んなオーストラリアの地域にランドケアグループというのがあるんですね。で、それぞれのグループの活動が違ったりするんですけど、とにかく、例えば自然が好き、地域の役に立ちたい、その気持ちがあれば、誰でも関わることが、はい、できます。

カイリーさん

で参加することで、環境を守るだけでなく、人との繋がりとか、ね、地域を知る、そして自分たちの暮らしを見つめ直す、鍵にもなります。で、最近私、ダーウィン周辺にもいくつかのランドケアのグループがあるんですけど、クリークコネクションズというウェブサイト、

カイリーさん

を、友達から聞いたかな、はい。これを、ちょっと、見てねって友達が紹介してくれて、で、そこのクリークコネクションっていうウェブサイト見たら、なんか家族全員が楽しめる、自然を楽しめるようなイベントがたくさん、

カイリーさん

行われているんですね。例えばバードウォッチングのイベントとか、家族向けのお絵描きワークショップ、川の、本当に家の近くの川に行って、その自然の植物の絵を描いたり、結構色々な自然を大事にして身近に感じるような活動がたくさんありますので、最近私も子供連れて、はい

カイリーさん

参加しています。だから皆さんもご興味あれば多分「ランドケア・オーストラリア」と検索して出てきます、ウェブサイトが。でその右上にファインダーグループ、だからグループを見つけてオーストラリアの地図を見て、ご自身の住んでいる地域のランドケアグループを検索することができますので、はい。ご興味あれば是非もっと検討してみてください。

ユミ

素晴らしいですね。デジタルディートックスにもなりますし、自然に触れることができるので。

カイリーさん

そうです、はい。一回ケアンズに住んだことがあるんですけど、その時も川沿いのその植物、なんていうのあのオーストラリアの固有種の植物を植えたりする活動もお手伝いしたことがありますし、はい、結構ややりがいがありますよ。

カイリーさん

はい。

ユミ

まだスクールホリデーが残っている州やテレトリーの方は是非見て欲しいですね。

カイリーさん

はい。ぜひぜひ。

ユミ

カイリーさん、今日はありがとうございました。

カイリーさん

はい、こちらこそありがとうございました。

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