舞台は広島。主役(シテ)である「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーは幽霊となり、原爆で人々が受けた苦しみを毎年味わいます。「しかしこれはオッペンハイマーの償いの話しではない」と語る原作者のアラン・マレット氏(シドニー大名誉教授)、作曲を担当し英語能の劇団「シアター能楽」を立ち上げたリチャード・エマート氏(武蔵野大学教授)、日本人能楽師の大村定(さだむ)氏の3人にお話を聞きました。
能と狂言を合わせた日本の伝統芸能・能楽は2008年に、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。600年以上の歴史を持ちます。
東京にある喜多能楽堂では8月6日から4日間、英語能が2作品上演されます。その一つがマレット氏による「オッペンハイマー」で、原爆が広島と長崎に透過された8月6日と9日に公演が行われます。
「オッペンハイマー」というと2024年に米アカデミー賞7部門を受賞した映画が知られていますが、マレット氏の「オッペンハイマー」はそれよりも9年前の015年に、シドニーで初演されています。その時の舞台映像はインターネットで公開されています。
喜多能楽堂で上演されるもう一つの英語能はエルビス・プレスリーが登場する「青い月のメンフィス」です。公演は7日と8日に行われます。
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