フォーク・ビッチ・トリオ (MF 587)

Folk Bitch Trio arrive at the 2023 APRA Music Awards at the International Convention Centre, in Sydney, Thursday, April 27, 2023. Credit: JAMES GOURLEY/AAPIMAGE
メルボルン出身のフォーク・ビッチ・トリオは、フォークの伝統を大切にしつつ、現代的で若々しい感性を取り入れた、いま注目のバンドです。来年、日本での初公演を行うことも発表されています。
Speaker A
お聞きの放送は、SBSの日本語放送です。詳しくは、 SBS日本語放送の
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Speaker A
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安斎
皆さんいかがお過ごしですか? この時間はいつもように私、安齋直宗が
日本とオーストラリアに関連したアーティストの情報を紹介していくコーナー
です。さて皆さん、なんといっても先週あのメルディスミュージックフェスティバル に
行ってまいりました。僕は今回たまたま確実一つのアーティストのミックスを
頼まれてたんで3日間いたんですけれども、まずは初日、最初に出た
アーティストが僕の担当した、ドクターシュアーズ・アンニュージュアル・プラクティス。この 一
人たちで始まったんですが、このフロントマンのドゥーガル・ショーなんとこの
メレディスのオープニングということで、自分の頭の倍 のレプリカを作っ
てそれをかぶって登場するという演出で、始まってもう最初からもうトップ
ギアで盛り上がってましたね。そして夕方に、今回僕が一番注目して、今日も
一曲かけようと思っているこのアーティストが出ましたね。
フォーク・ビッチ・トリオ。ARIAにもノミネートとされている今一番来てるアーティスト
ですけれどもね。本当に素晴らしショーで拍手喝采を浴びおりました。
ちなみにメレディスでこの拍手喝采の最高峰は靴を脱いで自分の頭の
上に掲げるっていう行為なんですね。そういう習わしがあるんですけれど
も。ですから後ろの方からステージを見ているとどのくらいの数の靴が
掲げられているかっていうので、そのアーティストがどのくらい受けている
かがわかるんですね。そしてその後8時過ぎ、暗くなってかメロ ボルンが
誇るインストゥルメンタル・エクスペリメンタルロック・トリオ、ブラウン・スピリッツ、それ に続いて
今回の金曜日の目玉の一つですね。パフューム・ジーニアスが出ましてこれ
も本当に素晴らしいステージでした。そしてそれに続いたのが僕よく知っ
ているマイルドライフ。久々にキャッチアップできて良かったんですけれども
本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。僕はマイルドライフの
半ばぐらいで本当にちょっと眠気が限を 超えたんで車に戻って
ちょっと仮眠とったんですけれども、夜中の2時に目覚ましをセットして
仮眠ましたね。というのも夜中の2時にあのニナジラーチが出るんです
よね。これは絶対見なきゃいかんと。なんでっていうあのどういう
ステージをやってくれるのか全く予想ができなかったんで、絶対これは
確認しなきゃいけないと思ったんですね。というのもあのニナジラーチの
この番組で最近 かけましたARIAを多数受賞しました、あの I love
Computerというアルバム、あれはもうスタジオで本当に細かいところまで
作り込んだ音のアルバムなんで、あれをライブで再現するって絶対不可能
なんですよね。ですからこれは果たしてバッキングトラックに合わて歌うの
か、それともダンスパフォーマンスになるのか。それともDJなのか見て
みないとわからないと。なので2時に目覚ましをセットして起きて見
に行ったんですが、 結果から言うとDJ セットでした。 自分の作り込んだ
楽曲をさらにライブでリミックスしていくみたいなものすごい素晴らしいDJ
セットでした。 さてでは戻ってですね、金曜日で夕方出ましたフォーク・
ビッチ・トリオを今日はかけたいんですけれども、このフォーク・ビッチ・トリオ、今年の
ARIAでなんと4部門の ミネーションされてましたね。ベストグループ、
ブレイクスルー・アーティスト、ベストアダルトコンテンポラリーアルバム、そしてベスト
インディペンデントリリース。残念ながら受賞こそできませんでしたけれども
デビューアルバムで4部門 ノミネートって 本当に素晴らしいことです。さらには
オーストラリアン・ミュージック・プライズにもショートリストされましたね。フォーク
ビッチ・トリオというこの名前が彼女らの音楽をまさに物語ってます。スタイル
はフォークなんですけれども内容は、僕はどっちかというとパンクか な
って気がするんですよね。いわゆる典型的なフォークちょっと深淵な歌詞で
プライベートな感じの歌詞で、ちょっとシリアスでっていうジャンルを壊したい
とフォークのスタイルなんだけれども、歌詞の内容的には普通のフォーク
じゃないぞと。その辺がこの人たちが今ものすごい人気がある鍵じゃない
かと思います。かなりユーモのセンスの効いた歌詞も素晴らしいですし、
パフォーマンスでは3人加え てドラムベースを加えたフルバンドでの
演奏で、本当に素晴らしいステージを展開してくれました。今日金曜日聞いて
いらっしゃる方がいるとすれば、今日はまさにシドニー前ミュージックボールで
なんとあのキングギザードアンリザードウィザードのサポートしてますね。そして年末
にはあのウッドフォードフォークフェスティバルの出演が決まってます。来年には3
月にeu 行けツアー5 月6 月に USツアー決まってますね。そしてなん
とその間に東京に行くんですよね。東京渋谷のダブダブダブで4月に
単独公演があるそうです。興味のある方はぜひ調べてみてください。それで
はメレディスでも何百という靴を掲げさせたこの3人組フォーク・ビッチ
トリオで、あの伝説のレーベル、ジャグジャグウォーからのリリース、デビューアルバム
nuldbeowagodtimeかこの 1 曲をどうぞ。HotelTV。
Speaker A
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