マイ・オーストラリア、豪NZでの53年に感謝 ファレル道子

オークランドに５年滞在し、その後1976年にシドニーに来ました。50年近くを過ごした大好きなオーストラリアを、家族の希望で離れることになりました。

Michiko Farrell (right), a Sydney-based Japanese immigrant, poses in front of the Sydney Opera House. Credit: Michiko Farrell

Michiko Farrell (second from the left, second row from the front), originally from Japan, with members of a Tai Chi group in Chatswood, NSW. Credit: Michiko Farrell

道子さんは「父親に勘当された」ものの心を決め、国際結婚でニュージーランドのオークランドに移住。当時の日本の職場で上司が道子さんにかけた「外国に行ったらいろんなことがあるけれども、これはこうなんだとスッと受け止めると、すごく生活がしやすいですよ」という言葉が心に残っているそうです。

オーストラリアとニュージーランドでは「楽しい思い出ばかり」「自分は本当にラッキーだった」と繰り返す道子さんに、インタビューでは50年近くに渡るオーストラリア生活や、日本に戻る前の心境などを聞きました。

道子さんは仕事をリタイアしてから、太極拳や盆踊りなど日系コミュニティーの活動に参加するようになりました。そこで見た多文化多民族国家オーストラリアの成長を誇らしく思っているそうです。

Michiko Farrell (centre), originally from Japan, with other members of a Japanese folk dance group Credit: Michiko Farrell

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