ティナ・ターナーさんが、スイスの自宅で亡くなりました。83歳でした。
1950年代、アイク・ターナーさんとデュオを組み、ヒット曲を生み出します。そのヒットの裏で、夫となったアイクさんの家庭内暴力に苦しみ離婚。
ソロ歌手として、復活を果たします。
オーストラリアで彼女の人気を不動にしたのは、メル・ギブソンと共演したマッド・マックス/ サンダードームへの出演でした。
サウンドトラックのWe Don't Need Another Heroが大ヒットしました。
また、1980年代後半から90年代のはじめ、ティナさんはニューサウスウェールズのラグビーリークのキャンペーンに採用されました。
彼女の2曲のヒット曲、What You See Is What You Get, と, The Bestを用いたキャンペーンによって、それまでにはないレベルまで、ラグビー人気をもり立てたのです。
晩年は、スイス国民となり、アーウィン・バッハさんとチューリッヒ湖畔で暮らしていました。
ティナさんは、大腸がんと腎不全を患いましたが、バッハさんは2017年に腎臓の1つを彼女に提供しています。
彼女は自宅で安らかに息を引き取りました
家庭内暴力の被害者のためのホットラインは、1800 RESPECT (1800 737 732)です。通訳サービスが必要な方は、まず131 450に電話をして「ジャパニーズ・プリーズ」と伝えましょう。
身の危険があるときは、迷わずトリプルオー(000)に電話しましょう
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